特許
J-GLOBAL ID:200903057344537221

蒸気圧縮式冷凍サイクル用の気液分離器及びエジェクタサイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-136953
公開番号(公開出願番号):特開2003-329336
出願日: 2002年05月13日
公開日(公表日): 2003年11月19日
要約:
【要約】【課題】 気液分離器の重量及び体格を低減する【解決手段】 エジェクタサイクルでは、蒸発器で冷媒が過熱された場合でも気液分離器50には加熱蒸気が流入しないので、気液分離器50内で蒸発現象により泡立ちが発生しない。このため、タンク本体51の上下方向内寸法を相当内直径より大きくして気液分離器50を縦長として、泡立ちにより液相冷媒が圧縮機10の吸入側に供給されてしまうことを防止できる。延いては、相当内直径Dを小さくするすることができるので、内圧によりタンク本体51に発生する応力を小さくすることができ、タンク本体51の肉厚を薄くすることができる。したがって、製造原価、重量、体格すべてにおいて優れた気液分離器50を得ることができる。
請求項(抜粋):
圧縮機(10)にて圧縮された高温高圧の冷媒を放冷する放熱器(20)と、低温低圧の冷媒を蒸発させる蒸発器(30)、前記放熱器(20)から流出した冷媒の圧力エネルギーを速度エネルギーに変換して冷媒を減圧膨張させるノズル、及び前記ノズルから噴射する冷媒と前記蒸発器(30)から吸引した冷媒とを混合させながら速度エネルギーを圧力エネルギーに変換して冷媒の圧力を昇圧させる昇圧部とを有するエジェクタ(40)とを備え、前記エジェクタ(40)から流出した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して気相冷媒を前記圧縮機(10)の吸引側に供給し、液相冷媒を前記蒸発器(30)側に供給する気液分離器であって、相当内直径(D)に対する上下方向内寸法(H)の比が1より大きいことを特徴とする蒸気圧縮式冷凍サイクル用の気液分離器。
IPC (4件):
F25B 43/00 ,  F25B 1/00 389 ,  F25B 1/00 395 ,  F25B 41/00
FI (6件):
F25B 43/00 E ,  F25B 43/00 C ,  F25B 43/00 D ,  F25B 1/00 389 A ,  F25B 1/00 395 Z ,  F25B 41/00 L
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 冷凍サイクル装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-319315   出願人:株式会社デンソー

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