特許
J-GLOBAL ID:200903057345115061

チタンまたはチタン合金の表面硬化方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-250558
公開番号(公開出願番号):特開平6-057401
出願日: 1992年08月26日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 チタンまたはチタン合金の表面を短時間に比較的深くそして選択的に硬化を行うことができるチタンまたはチタン合金の表面硬化方法を提供する。【構成】 材料1を大気中に配置し、操作盤5を操作し、高周波発振機3の制御を行って発振機3からマッチングトランス4を介して所定の高周波を加熱コイル2に供給し、材料1の高周波誘導加熱を行い、その後材料の冷却を行った。この材料の高周波加熱と冷却のサイクルを複数回繰り返し、材料の硬度分布を測定した。その結果、ビッカース硬さ 400HV以上の硬化層は、1回のサイクルでは80μm程度、5回のサイクルでは約130μmまで硬化層が確認でき、10回のサイクルでは約250μmまでの深い硬化層が確認できた。
請求項(抜粋):
チタンまたはチタン合金より成る母材を加熱し、該母材の表面を硬化させる方法において、高周波電源から母材の局所部分に接近して配置された加熱コイルに高周波電力を供給して該母材を高周波誘導加熱し、該母材の局所部分の表層部分にのみ酸素および/もしくは窒素を固溶させ、該局所部分の表層部分に酸素および/もしくは窒素の拡散層を形成し、その後母材の冷却を行うようにしたチタンまたはチタン合金の表面硬化方法。
IPC (3件):
C23C 8/10 ,  C22C 14/00 ,  C23C 8/24
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭56-150183
  • 特開平3-036256
  • 特開平2-066152
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