特許
J-GLOBAL ID:200903057351332112

オレフィン類の精製プロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  安藤 克則 ,  池田 幸弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-504197
公開番号(公開出願番号):特表2004-501125
出願日: 2001年05月29日
公開日(公表日): 2004年01月15日
要約:
シクロパラフィン類を含むパラフィン類、含酸素化合物類及び芳香族化合物類のような非オレフィン類からオレフィン類を分離する方法が提供される。本方法は、オレフィン類と錯体を形成する金属塩類を用いて、デカンテーション、蒸留及び重力を利用した分離を含む種々の方法によって、非オレフィン類を分離することを可能にする。金属類は、実質的に蒸気圧を有さず、そして非オレフィン類を殆ど溶解しないイオン性液体に溶解又は分散される。従って、非オレフィン類はきれいに相分離し、イオン性液体を全く蒸留物中に持ち込むことなしに蒸留することができる。好ましい塩類はIB族の塩類であり、より好ましくは銀塩類である。好ましい銀塩はテトラフルオロホウ酸銀である。好ましいイオン性液体は、金属塩類の安定な溶液又は分散液を形成し、且つ、非オレフィン類を溶解しない液体である。更に、オレフィン類が異性化を行う場合は、イオン性液体は相対的に非酸性であることが好ましい。本方法は、適切なイオン性液体中の好適なオレフィン錯化塩の溶液又は分散液を形成することを包含する。オレフィン含有混合物をイオン性液体/塩溶液と接触させ、オレフィン類を吸着する。パラフィン類を除去した後、脱離によりオレフィン類を単離することができる。オレフィン含有混合物は、イオン性液体相上を/中を通過する。イオン性液体上の/中のオレフィン含有混合物の流れは、例えば、並流、向流又は撹拌槽中の多段式を用いることができる。向流が最も効率がいいので好ましい。本方法は、コンビナトリアルケミストリー手法を用いて最適化することができる。
請求項(抜粋):
オレフィン類及び非オレフィン類を含む混合物から精製されたオレフィン類を調製する方法であって: a)イオン性液体にオレフィン錯化金属塩を溶解又は分散すること、 b)イオン性液体にオレフィン及び非オレフィンを含む混合物を加えること、及び c)オレフィンを錯化すること、 を含む、上記精製されたオレフィン類を調製する方法。
IPC (15件):
C07C7/152 ,  C07C2/06 ,  C07C5/327 ,  C07C7/04 ,  C07C7/148 ,  C07C11/02 ,  C07C11/04 ,  C07C11/06 ,  C07C11/08 ,  C10G2/00 ,  C10G29/06 ,  C10G55/04 ,  C10G55/06 ,  C10G57/02 ,  C10G67/02
FI (15件):
C07C7/152 ,  C07C2/06 ,  C07C5/327 ,  C07C7/04 ,  C07C7/148 ,  C07C11/02 ,  C07C11/04 ,  C07C11/06 ,  C07C11/08 ,  C10G2/00 ,  C10G29/06 ,  C10G55/04 ,  C10G55/06 ,  C10G57/02 ,  C10G67/02
Fターム (10件):
4H006AA02 ,  4H006AD11 ,  4H006AD13 ,  4H006AD33 ,  4H029DA01 ,  4H029DA02 ,  4H029DA03 ,  4H029DA06 ,  4H029DA10 ,  4H029DA12
引用特許:
審査官引用 (4件)
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