特許
J-GLOBAL ID:200903057358089329

ベルト引込器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-277353
公開番号(公開出願番号):特開平8-207707
出願日: 1995年10月25日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【課題】 釈放円板が2つの鎖錠系と同じ側でねじり棒の第2の端部に被制限回転可能に取付けられて、鎖錠つめのための短い直接制御経路を構成されたベルト引込器を提供する。【解決手段】 一体化されたベルト予緊張装置と、ベルトの緊張後に生じるベルト力を制限するエネルギ変換器とを有し、ベルトが緊張すると力流路に位置されるねじり棒14が、ベルトリール12に同軸に配列される。鎖錠機構はベルトリールの1つのフェースに回転自在に配置された2つの鎖錠つめ22,24であってフレーム10上でそれらを包囲する鎖錠歯30,32と係合できるものを有する。ねじり棒の第1の端部は非回転配列を以てベルトリールと結合し、第2の端部14bは制限回転可能に取付けた制御円板42であってエネルギ変換段階間に鎖錠つめ22,24に作用してそれらが鎖錠歯と係合するのを防ぐものを有する。ねじり棒の第2の端部14bは非回転配列を以てフレーム10に連結できる。
請求項(抜粋):
一体化されたベルト予緊張装置およびベルトの緊張後に生じるベルト力を制限するためのエネルギ変換器を有し、それとともに荷重を担持するフレーム(10)、該フレーム上に回転可能に取付けられたベルトリール(12)、少なくともベルトウェッビングに対して感応する鎖錠機構、前記ベルトリールに連結可能の予緊張駆動装置(18)、および前記ベルトリールに同軸配置されたねじり棒(14)であってその第1の端部が前記ベルトリールに非回転配列をもって結合されておりその第2の端部が連結円板(32)に非回転配列をもって結合されておりそれが前記ベルトウェッビングに対して感応するような方式で前記連結円板を介して前記ねじり棒(14)の第2の端部が前記フレーム(10)に対して非回転荷重担持配列をもって連結可能であるものを備えているベルト引込器であって、前記鎖錠機構が前記ベルトリール(12)のフェース上に取付けられた少なくとも1つの鎖錠つめ(22,24)を有し、前記鎖錠つめがそれを包囲して前記フレーム(10)に配置された鎖錠歯(30,32)に係合可能であることと、前記ねじり棒(14)の第2の端部(14b)に制御円板(42)が被制限回転可能に取付けられており、前記制御円板が少なくともエネルギ変換段階の間に前記鎖錠つめ(22,24)と係合し、かくしてそれが前記フレーム(10)上の鎖錠歯(30,32)と係合するのを防止することとを特徴とするベルト引込器。

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