特許
J-GLOBAL ID:200903057360769574

(メタ)アクリルモノマーの連続アニオン重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-154355
公開番号(公開出願番号):特開平9-003102
出願日: 1996年06月14日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【課題】得られるポリマーの分子量とその分散度を所望値に達するように制御すると共に、得られるポリマー濃度を今日公知の方法で得られる10重量%未満よりも高い値にしながら、特に超高速反応を実現でき、管状反応器を使用する必要がなく、等温重合条件下以外でも副反応を避けることができるアニオン重合方法を提供する。【解決手段】本発明の方法は、(共)重合しようとする(モノマー)の流れFmと、500l・mol-1・s-1以上の成長定数kp(t)をもたらす開始剤系の流れFaを重合時間よりも短い時間tmにわたって混合する段階と、流れFm及びFaの混合により得られる流れFrを重合反応器に注入する段階とからなり、流れFrにおけるモノマーの濃度は少なくとも10重量%である。
請求項(抜粋):
(共)重合しようとするモノマーを含む流れFmと(共)重合開始剤系の流れFaの比を一定に維持しながらこれらの流れFm及びFaを時間tmにわたって混合する段階と、次いで流れFm及びFaの混合により得られる流れFrを(共)重合反応器に連続的に注入する段階とからなり、少なくとも1種の(メタ)アクリルモノマーから(メタ)アクリルホモポリマー又はコポリマーを連続製造する方法であって、流れFm及びFaの混合が、初期温度T0で500 l・mol-1・s-1以上の成長定数kp(t)をもたらすような開始剤系を使用してマイクロミキサー内で実施され、マイクロミキサー内の滞留時間tmが(共)重合時間よりも短く、流れFrにおけるモノマーの濃度が10重量%よりも高いことを特徴とする前記方法。
IPC (2件):
C08F 2/00 MAJ ,  C08F 20/10
FI (2件):
C08F 2/00 MAJ ,  C08F 20/10

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