特許
J-GLOBAL ID:200903057363402612
ニューラルネット発生装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-009389
公開番号(公開出願番号):特開平9-198364
出願日: 1996年01月23日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】【課題】n次元空間Rn上の非線形力学系に対し、その指定された有限個の軌道を実現するn個のユニットからなる相互結合型ニューラルネットをすべて発生する。【解決手段】相互結合型ニューラルネットのウエイト行列Wの特解W*をTDRBP法により計算する時系列学習手段20と、相互結合型ニューラルネットのユニット活性化関数による軌道情報ξ(1),ξ(2),...,ξ(m)の像であるn次元ベクトル空間RnのmL個のベクトルq1,q2,...,qmLを計算して出力する部分集合作成手段30と、ベクトルq1,q2,...,qmLを入力してベクトル空間Rnの最小部分ベクトル空間の直交補空間の基底{e1,...,ed}を計算する基底作成手段40と、任意に与えられるn×d行列Aと特解W*と基底{e1,...,ed}を入力として、ウエイト行列Wを計算するウエイト行列生成手段50と、を設ける。
請求項(抜粋):
n次元空間上の非線形力学系の有限個の軌道が与えられたとき、n個のユニットからなり前記有限個の軌道を追従する相互結合型ニューラルネットを全て生成するニューラルネット発生装置において、n×n行列W(0)を初期値として入力し、前記相互結合型ニューラルネットのウエイト行列の特解であるn×n行列W*を計算して出力する時系列学習手段と、前記有限個の軌道の軌道情報ξ(1),ξ(2),...,ξ(m)を入力して、前記相互結合型ニューラルネットのユニット活性化関数による前記軌道情報の像であるn次元ベクトル空間RnのmL個のベクトルq1,q2,...,qmLを計算して出力する部分集合作成手段と、前記部分集合作成手段が出力するベクトルq1,q2,...,qmLを入力してベクトル空間Rnの最小部分ベクトル空間の直交補空間の基底{e1,...,ed}を計算して出力する基底作成手段と、任意に与えられるn×d行列Aと、前記時系列学習手段が出力するn×n行列W*と、前記基底{e1,...,ed}を入力として、前記相互結合型ニューラルネットのウエイト行列Wを計算するウエイト行列生成手段と、を有することを特徴とするニューラルネット発生装置。
前のページに戻る