特許
J-GLOBAL ID:200903057365127465

内燃機関用ピストンにおける気密装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 暁夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-149464
公開番号(公開出願番号):特開2000-337508
出願日: 1999年05月28日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】 シリンダ1内を往復動するピストン2の外周に少なくとも上下二段に設けたリング溝3,4内に、ピストンリング5,6を嵌め込み、この各ピストンリングのうち下段ピストンリング6の合口6aにおける隙間寸法P2を、上段ピストンリング5の合口5aにおける隙間寸法P1よりも大きくしたものにおいて、潤滑油の吹き上がりによる排気ガスの悪化防止及び潤滑油の消費量の低減と、各ピストンリングによる気密保持の向上とを図る。【解決手段】 前記下段ピストンリング6の合口6aに、その隙間寸法P1を外周部においてP2に狭めるようにした突起7を設け、前記ピストン2の外周面のうち下段ピストンリングより下側の部分2bと前記シリンダ1の内周面1aとの間の隙間寸法S2を、前記ピストンの外周面のうち前記下段ピストンリングより上側の部分2aと前記シリンダの内周面1aとの間の隙間寸法S1よりも大きくする。
請求項(抜粋):
シリンダ内を往復動するピストンの外周に少なくとも上下二段に設けたリング溝内に、前記シリンダの内周面に接触するピストンリングを嵌め込み、この各ピストンリングのうち下段ピストンリングの合口における隙間寸法を、上段ピストンリングの合口における隙間寸法よりも大きくして成る気密装置において、前記下段ピストンリングにおける合口に、その隙間寸法を当該下段ピストンリングの外周部において部分的に狭めるようにした突起を設ける一方、前記ピストンの外周面のうち前記下段ピストンリングより下側の部分と前記シリンダの内周面との間の隙間寸法を、前記ピストンの外周面のうち前記下段ピストンリングより上側の部分と前記シリンダの内周面との間の隙間寸法よりも大きくしたことを特徴とする内燃機関用ピストンにおける気密装置。
IPC (2件):
F16J 9/12 ,  F02F 5/00
FI (2件):
F16J 9/12 ,  F02F 5/00 K
Fターム (3件):
3J044AA14 ,  3J044CB24 ,  3J044DA09
引用特許:
出願人引用 (1件)

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