特許
J-GLOBAL ID:200903057369978214

耳率の低いキャンボディ用アルミニウム合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-120739
公開番号(公開出願番号):特開平10-310837
出願日: 1997年05月12日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 耳率を安定して低くでき、かつ強度と成形性に優れたキャンボディ用Al合金板を製造する。【解決手段】 Mgを0.8〜1.4wt%、Mnを0.7〜1.3wt%、Feを0.2〜0.5wt%、Siを0.1〜0.5wt%、Cuを0.1〜0.3wt%、Ti0.005〜0.05wt%を単独で或いはB0.0001〜0.01wt%とともに含有し、残部がAlと不可避的不純物からなるAl合金鋳塊に、560〜620°Cの温度範囲で1時間以上の均質化処理を施し、次いで20°C/時間以上の冷却速度で450〜550°Cまで冷却して、或いはそのまま室温まで冷却したのち30°C/時間以上の昇温速度で450〜550°Cまで再加熱して熱間粗圧延を、終了板厚12〜50mm、終了温度300〜450°C、最終パスの圧下率RがR≦70-0.2S(S:圧延速度m/分) になる条件で施し、その後、熱間仕上圧延、焼鈍、最終冷間圧延、仕上焼鈍などを所定条件にて施す。
請求項(抜粋):
Mgを 0.8〜1.4wt%、Mnを0.7〜1.3wt%、Feを0.2〜0.5wt%、Siを0.1〜0.5wt%、Cuを0.1〜0.3wt%、Ti0.005〜0.05wt%を単独で或いはB0.0001〜0.01wt%とともに含有し、残部がAlと不可避的不純物からなるアルミニウム合金鋳塊に、560〜620°Cの温度範囲で1時間以上の均質化処理を施し、次いで均質化処理温度から20°C/時間以上の冷却速度で450〜550°Cまで冷却して熱間粗圧延を施すか、或いは均質化処理後そのまま室温まで冷却したのち30°C/時間以上の昇温速度で450〜550°Cまで再加熱して熱間粗圧延を施し、前記熱間粗圧延を終了板厚が12〜50mm、終了温度が300〜450°C、最終パス圧下率RがR≦70-0.2S(S:圧延速度m/分)の条件で施し、熱間粗圧延終了後t秒(t=2.8×104exp(-0.012T),T:熱間粗圧延終了温度°C) 以内に熱間仕上圧延を開始し、前記熱間仕上圧延をスタンド数3以上のタンデム式熱間仕上圧延機を用い、総圧下率80%以上、各スタンドでの圧下率30%以上、終了板厚1.6〜3.0mm、終了温度290°C以上の条件で施し、熱間仕上圧延後室温まで冷却し、続いて箱型焼鈍炉を用いて300〜450°Cで30分以上保持して焼鈍するか、連続焼鈍炉を用いて100°C/分以上の昇温速度で360〜560°Cの温度に保持して焼鈍し、前記温度に到達後直ちに或いは120秒以下の時間保持後100°C/分以上の冷却速度で70°C以下に冷却して焼鈍した後、圧下率60〜90%の最終冷間圧延を施し、或いは熱間仕上圧延後焼鈍しないで圧下率60〜90%の最終冷間圧延を施し、その後必要に応じ100〜150°Cの温度で仕上焼鈍を施すことを特徴とする耳率の低いキャンボディ用アルミニウム合金板の製造方法。
IPC (15件):
C22C 21/06 ,  C22F 1/04 ,  C22F 1/00 623 ,  C22F 1/00 630 ,  C22F 1/00 673 ,  C22F 1/00 682 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 684 ,  C22F 1/00 685 ,  C22F 1/00 686 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00 ,  C22F 1/00 692 ,  C22F 1/00 693 ,  C22F 1/00 694
FI (18件):
C22C 21/06 ,  C22F 1/04 C ,  C22F 1/00 623 ,  C22F 1/00 630 K ,  C22F 1/00 673 ,  C22F 1/00 682 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 684 C ,  C22F 1/00 685 Z ,  C22F 1/00 686 A ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 691 C ,  C22F 1/00 691 A ,  C22F 1/00 692 A ,  C22F 1/00 692 B ,  C22F 1/00 693 A ,  C22F 1/00 694 A ,  C22F 1/00 694 B

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