特許
J-GLOBAL ID:200903057372221639

原子炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-114579
公開番号(公開出願番号):特開平10-039065
出願日: 1997年05月02日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 公知の沸騰水型原子炉の構成よりも複雑さを大幅に減少させることのできる原子炉を提供する。【解決手段】 原子炉圧力容器10からの熱を蒸気供給容器20に伝達するヒート・パイプ12を含んでいる原子炉の一実施例では、ヒート・パイプ12は、圧力容器10内に配置されている蒸発器セクション26と、蒸気供給容器20内に配置されている凝縮器セクション28と、蒸発器セクション26と凝縮器セクション28との間を延在していると共に両セクション26、28と流体連通している断熱セクション30とを含んでいる。断熱セクション30は、円筒形の外部スリーブ32と、円筒形の内部スリーブ34とを含んでいる。環体領域36が、両スリーブ32、32の間に形成されており、蒸気供給容器20と流体連通している。絶縁層38が外部スリーブ32の内壁を覆っている。環状の芯部材が、内部スリーブ34の内壁に隣り合って配置されており、蒸気通路が、芯部材の内面によって画定されている。
請求項(抜粋):
内部に配置されている複数の燃料棒を有している原子炉容器(10)と、該原子炉容器(10)内に配置されている蒸発器セクション(26)と、前記原子炉容器(10)の外部に配置されている凝縮器セクション(28)と、前記蒸発器セクション(26)と前記凝縮器セクション(28)との間を延在していると共に該蒸発器セクション及び該凝縮器セクションと流体連通している断熱セクション(30)とを含んでいるヒート・パイプ(12)とを備えており、前記断熱セクション(30)は、実質的に円筒形の外部スリーブ(32)と、該スリーブ(32)内に配置されている実質的に環状の芯部材(40)とを含んでおり、前記断熱セクション(30)は更に、前記外部スリーブ(32)内に配置されている実質的に円筒形の内部スリーブ(34)と、該内部スリーブ(34)と前記外部スリーブ(32)との間に設けられた環体領域(36)とを含んでおり、前記芯部材(40)は、前記内部スリーブ(34)の内壁に隣り合って位置決めされている原子炉。
IPC (2件):
G21C 1/00 ,  G21C 15/12
FI (2件):
G21C 1/00 A ,  G21C 15/12 A

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