特許
J-GLOBAL ID:200903057375617231
分散データ処理システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡部 正夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-266147
公開番号(公開出願番号):特開平6-214967
出願日: 1993年10月25日
公開日(公表日): 1994年08月05日
要約:
【要約】【目的】 改良されたデッドロック検出、分解機構を提供する。【構成】 分散データ処理システムは、対立するロックリクエストによりもたらされる処理間の依存性を検出する分散リソースマネージャを有する。分散処理マネージャは、処理を表すノードと、処理間の依存性を表すエッジとを有する待ちグラフを格納する。各々のエッジは前記依存性をもたらしたロックリクエストのアイデンテイテイによりラベルされる。分散処理マネージャは待ちグラフを通してプローブを伝搬し、デッドロック依存性を示すサイクリック依存性を検出する。次に、デッドロックメッセージは、デッドロックを分解する検出に対する犠牲として特定のロックリクエストを識別するリソースマネージャに送出される。誤動作に対する復元が、サーバを複製することによるよりもエージェントとサーバでの複製により実現される。その結果、通常動作におけるエージェントとサーバの間でのメッセージの数は増加されることはない。
請求項(抜粋):
複数の処理ユニットからなる分散データ処理システムであって、前記処理ユニットが、(a)複数のリソースと、(b)これらのリソースへのアクセスを要求する処理を行うと共に、ロックリクエストを生成するために、リソースに対してロックを要求して前記処理に供する複数のユーザプロセスと、(c)これらのユーザプロセスからの前記ロックリクエストに応答して、直ちには与えられ得ないロックリクエストのキューを維持すると共に対立するロックリクエストによりもたらされる処理間の依存性を検出するリソースマネージャと、(d)処理を表す複数のノードと、これらのノードを接続し、前記処理の間の依存性を表す複数のエッジであって、各々が依存性をもたらしたロックリクエストの識別子をラベルされたエッジとで構成された待ちグラフを格納する手段と、(e)前記待ちグラフにおける依存性のサイクリック鎖を検出し、かつ依存性のサイクリック鎖の検出に際してデッドロックを分解する削除に対する犠牲として特定のロックリクエストを識別するデッドロックメッセイジをリソースマネージャに送出する手段とを含むことを特徴とする分散データ処理システム。
IPC (2件):
G06F 15/16 470
, G06F 9/46 340
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