特許
J-GLOBAL ID:200903057392841854

内燃機関の失火検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-343794
公開番号(公開出願番号):特開平9-184470
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【課題】 極めて簡単な手法を採りながら、失火の検出を正確に行えるようにした内燃機関の失火検出装置を提供する。【解決手段】 ECUは、平均角加速度の今回値Dωave(n)が前回値Dωave(n-1)より大きいか否かを判定し、この判定がYesであれば、で今回値Dωave(n)を前回値Dωave(n-1)に代入し、Noであれば、前回値Dωave(n-1)はそのままとする。これにより、失火発生時においては、平均角加速度Dωaveの算出値が失火気筒とその直後の気筒とで2回連続して低下するのに対し、調整値は実際の失火気筒でのみ低下する。また、ノイズ等により平均角加速度Dωaveの算出値が1回低下した場合には、調整値の低下は起こらない。更に、連続する2気筒が失火した場合には、平均角加速度Dωaveの算出値は3回連続して低下し、調整値は実際に失火した二つの気筒で低下する。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転に伴い、複数のクランク角度でクランク角信号を出力するクランク角センサと、このクランク角センサから入力した所定のクランク角信号組を基準クランク角信号組として、当該内燃機関における所定クランク角度領域におけるクランク回転状態量を算出するクランク回転状態量算出手段と、このクランク回転状態量算出手段の算出結果から得られたクランク回転状態量の変動に基づき、当該内燃機関の所定気筒の失火を判定する失火判定手段とを備え、当該失火判定手段は、前記クランク回転状態量算出手段が算出した第1の気筒に対応する第1クランク回転状態量と点火順序で第1の気筒の直後に位置する第2の気筒に対応する第2クランク回転状態量とを比較し、両クランク回転状態量のうち値の大きい方を前記第1クランク回転状態量として用いることを特徴とする内燃機関の失火検出装置。
IPC (2件):
F02P 17/12 ,  G01M 15/00
FI (2件):
F02P 17/00 F ,  G01M 15/00 Z

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