特許
J-GLOBAL ID:200903057395984370

アンモニアと二酸化炭素を組み合わせた二元冷凍システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東山 喬彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-337086
公開番号(公開出願番号):特開2004-170007
出願日: 2002年11月20日
公開日(公表日): 2004年06月17日
要約:
【課題】アンモニアと二酸化炭素を冷媒として使用しながらも、二酸化炭素の三重点である摂氏-56°C以下の温度域まで効率良く冷却できる新規且つ実用的な冷凍システムを提供する。【解決手段】本発明の二元冷凍システム1は、アンモニアサイクル2に炭酸ガスサイクル3の二酸化炭素媒体を冷却、液化するカスケードコンデンサ14を具えるとともに、炭酸ガスサイクル3に目的の冷却を行う冷却器19を具え、この冷却器19には、二酸化炭素の三重点以下の温度で凍ることがなく、また二酸化炭素と化学反応をほとんど起こさず、且つまた二酸化炭素が少量しか溶解しないブラインを、二酸化炭素とともに冷媒として搬送できるように構成し、二酸化炭素の三重点以下の温度域において連続的な冷却が行えるようにしたことを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
アンモニアを媒体としたアンモニアサイクルを高元側とし、二酸化炭素を媒体とした炭酸ガスサイクルを低元側として組み合わせて成るシステムであって、 前記アンモニアサイクルは、炭酸ガスサイクル内の二酸化炭素媒体を冷却、液化するカスケードコンデンサを具えるとともに、 前記炭酸ガスサイクルは、目的の冷却を行う冷却器を具えて成る冷凍システムにおいて、 前記冷却器には、二酸化炭素の三重点以下の温度で凍ることがなく、また二酸化炭素と化学反応をほとんど起こさず、且つまた二酸化炭素が少量しか溶解しないブラインを、二酸化炭素とともに冷媒として搬送できるように構成し、 二酸化炭素の三重点以下の温度帯において目的の冷却が連続的に行えるようにしたことを特徴とするアンモニアと二酸化炭素を組み合わせた二元冷凍システム。
IPC (2件):
F25B7/00 ,  F25B1/00
FI (2件):
F25B7/00 D ,  F25B1/00 395Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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