特許
J-GLOBAL ID:200903057409382700

電気式回生制動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-289405
公開番号(公開出願番号):特開平6-121403
出願日: 1992年10月02日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】 電気自動車用の電気式回生制動制御装置において、ブレーキフィーリングに影響が及ばない範囲でモータの回生制動トルクを増加させることにより電力の電源への回生率を向上させる。【構成】 ブレーキ圧P(S3)に対応する第1暫定目標トルク値T* (S4)がモータ回転数Nの現在値(S3)に対応する最大トルク値TMAX (S5)より大きい場合(S6)には、そのTMAX を第2暫定目標トルク値T**とし(S11)、それで実際に車両制動を行うと車両減速度がやや大きく増加してブレーキフィーリングに影響を及ぼすおそれがある場合(S13 〜15)には、前回の最終目標トルク値T*** (i-1) を今回の最終目標トルク値T*** (i) とし(S17)、そのおそれがない場合には、第2暫定目標トルク値T**を今回の最終目標トルク値T*** (i) とする(S16) 。
請求項(抜粋):
車輪と共に回転するモータを発電機として作用させることによって車両を制動するとともに、これによって発生した電力を車両の電源に返還する電気式回生制動制御装置であって、ドライバの指令に応じたブレーキ指令値を逐次発生するブレーキ指令値発生手段と、予め定められた規則に従い、前記ブレーキ指令値発生手段により発生されたブレーキ指令値に基づき、前記モータに発生させるべき回生制動トルクの暫定的な目標値である暫定目標トルク値を逐次決定する暫定目標トルク値決定手段と、前記モータの回転数を逐次検出するモータ回転数検出手段と、前記モータの回転数とそのモータが発生し得る回生制動トルクの最大値である最大トルク値との間の予め取得された関係であって回転数が減少するにつれて最大トルク値が増加する特性を有するものに従い、前記モータ回転数検出手段により検出された回転数に対応する最大トルク値を逐次決定する最大トルク値決定手段と、前記回生制動トルクの最終的な目標値である最終目標トルク値を逐次決定する最終目標トルク値決定手段であって、今回の前記暫定目標トルク値が今回の前記最大トルク値より大きい場合には、今回その最大トルク値で車両制動を行うと車両に発生すると予測される減速度の前回値からの増加量が0でない許容値以上には大きくなければその最大トルク値を今回の最終目標トルク値とし、許容値以上に大きければその増加量が許容値以上にはならない大きさのトルク値を今回の最終目標トルク値とするものとを含むことを特徴とする電気式回生制動制御装置。
IPC (2件):
B60L 7/10 ,  B60L 15/20

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