特許
J-GLOBAL ID:200903057409410925

表示装置の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-023695
公開番号(公開出願番号):特開2000-223020
出願日: 1999年02月01日
公開日(公表日): 2000年08月11日
要約:
【要約】【課題】 大規模な処理装置を要することなく、簡便な方法で輝度の向上を図る。【解決手段】 PDPの組立てが完了した後に、放電空間23へアルゴンガスが封入され、維持放電電極8とアドレス電極10との間に、放電パルス電圧が反復的に印加される。放電により発生したアルゴンイオン41は、放電パルス電圧により加速されるので、蛍光体層4の表面層をスパッタする。蛍光体層4を焼成する過程で変質し、輝度の劣化をもたらす表面層が、スパッタリングによって除去されるので、蛍光体層4が本来の輝度を発揮する。PDPそれ自体の放電機構が用いられるので、大規模な処理装置を必要としない。放電処理の後に、アルゴンガスは除去され、通常動作に適したネオン・キセノン混合ガスが充填されることにより、製品としてのPDPが完成する。
請求項(抜粋):
互いの間に放電空間を規定するように対向する一対のパネルの双方が、電極を有し、前記放電空間に露出する蛍光体層が、前記一対のパネルの少なくとも一方に形成されている表示装置を製造する方法において、前記一対のパネルを形成する第1工程と、前記一対のパネルの前記少なくとも一方に、前記蛍光体層のもとになる材料を付着させる第2工程と、前記材料を焼成することによって、前記蛍光体層を形成する第3工程と、当該第3工程の後で、前記放電空間を規定するように、前記一対のパネルを互いに対向させて結合する第4工程と、当該第4工程の後で、前記放電空間へ、第1の放電ガスを導入する第5工程と、当該第5工程の後に、前記一対のパネルの前記電極の間に、電圧パルスを印加することにより、前記放電空間に放電を発生させ、それにより、前記蛍光体層の表面層を除去する第6工程と、当該第6工程の後に、前記第1の放電ガスを前記放電空間から除去する第7工程と、当該第7工程の後に、前記放電空間へ、第2の放電ガスを導入する工程と、を備える表示装置の製造方法。
IPC (2件):
H01J 9/227 ,  H01J 11/02
FI (2件):
H01J 9/227 E ,  H01J 11/02 B
Fターム (10件):
5C028FF16 ,  5C028HH14 ,  5C040FA01 ,  5C040GB02 ,  5C040GG08 ,  5C040GG09 ,  5C040GJ10 ,  5C040JA24 ,  5C040MA03 ,  5C040MA23

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