特許
J-GLOBAL ID:200903057418724703

ディジタルフィルタ並びにその設計システム及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 惠行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-168471
公開番号(公開出願番号):特開2005-348315
出願日: 2004年06月07日
公開日(公表日): 2005年12月15日
要約:
【課題】再現するアルゴリズムを複数のサンプリング周波数に対応させ、特に、高周波数帯域特性を良好に決定することができるディジタルフィルタの提供。 【解決手段】この発明によるディジタルフィルタは、S領域で設計されるアナログフィルタの振舞いをナイキスト周波数で打ち切ることより、サンプリング変換を行う。まず、アナログで設計されたフィルタの伝達関数H(S)をS-Z関数変換(双一次変換)ブロックBCによりディジタルフィルタの伝達関数H(Z)とする。ここで、周波数は、周波数変換ブロックFCによりアナログ領域周波数からディジタル領域周波数に変換する。振幅は、振幅特性取得ブロックLBで、アナログフィルタH(S)におけるナイキスト周波数での振幅値を計算し、係数決定ブロックCDで、この振幅値をディジタルフィルタ伝達関数H(Z)に適用して係数を決定する。また、サンプリング周波数が変わった時にはこれらを再計算する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
S領域で設計されたアナログフィルタのS領域伝達関数から関数変換により導かれるZ領域伝達関数を有し、任意のサンプリング周波数で動作するディジタルフィルタであって、前記Z領域伝達関数は、サンプリング周波数に対応するナイキスト周波数までの帯域のアナログフィルタ特性に基づいて決定されることを特徴とするディジタルフィルタ。
IPC (1件):
H03H17/04
FI (2件):
H03H17/04 633A ,  H03H17/04 633Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • ディジタルフィルタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-035423   出願人:ヤマハ株式会社
  • 特開平2-119407
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-119407

前のページに戻る