特許
J-GLOBAL ID:200903057422573213
外壁の無目地構造及びこれに用いる弾性目地処理材
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
高橋 祥泰 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-065293
公開番号(公開出願番号):特開2001-254498
出願日: 2000年03月09日
公開日(公表日): 2001年09月21日
要約:
【要約】【課題】 目地痩せが小さい,目地処理工事が一度で済む,高温多湿下の作業時間が充分に取れ,低温下の工期が短い,上塗り塗材の密着不良等を生じにくい,経年の目地割れ等のない外壁の無目地構造及び弾性目地処理材を提供すること。【解決手段】 複数の外壁材1の突き合せ部分2に弾性目地処理材6を被覆し,その内部に網目状体7を配置する。弾性目地処理材6は有機溶剤の含有量が5重量%未満であり,脂肪族ジイソシアネート化合物及び/又は脂環式ジイソシアネート化合物と活性水素含有化合物とを反応させて得た1分子当り2個以上のイソシアネート基を含有するウレタンプレポリマーと,加水分解により1分子当り2個以上のチオール基を生成する化合物とからなり,イソシアネート基とチオール基が反応しチオウレタン結合を形成する一成分硬化型弾性組成物を用いてなる。
請求項(抜粋):
複数の外壁材を,互いにその側端部を突き合せて,下地材に対して装着すると共に,上記側端部の突き合せ部分の表側面には弾性目地処理材を被覆してなり,また該弾性目地処理材の内部には該弾性目地処理材が貫通可能な網目状体を配置し,該弾性目地処理材層の表面に弾性塗材を被覆してなる外壁の無目地構造において,上記弾性目地処理材は,有機溶剤の含有量が5重量%未満であり,かつ,脂肪族ジイソシアネート化合物及び/又は脂環式ジイソシアネート化合物と活性水素含有化合物とを反応させることにより得られる1分子当り2個以上のイソシアネート基を含有するウレタンプレポリマーと,加水分解によって1分子当り2個以上のチオール基を生成する化合物とからなり,上記イソシアネート基と上記チオール基が反応してチオウレタン結合を形成することにより硬化する,一成分硬化型弾性組成物を用いてなることを特徴とする外壁の無目地構造。
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