ノイズ減衰装置

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：武顕次郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-006463
公開番号（公開出願番号）：特開平7-212165
出願日： 1994年01月25日
公開日（公表日）： 1995年08月11日
要約：

【要約】【目的】コンデンサの容量やフィルタの段数を増加させることなく、充分にノイズの抑制が可能な小型のノイズ減衰装置をローコストで提供すること。【構成】フェライトからなるトロイダルコア1Aを用いた平衡型インダクタンスコイル1と、鉄基微細結晶軟磁性材料からなるトロイダルコア2Aを用いた平衡型インダクタンスコイル2をカスケード接続してフィルタとしたもの。【効果】鉄基微細結晶軟磁性材料からなるトロイダルコア2Aを用いた平衡型インダクタンスコイル2からなる部分で、まず低周波領域のノイズ成分が阻止され、次いでフェライトからなるトロイダルコア1Aを用いた平衡型インダクタンスコイル1からなる部分で、さらに高周波領域のノイズ成分が阻止されることになり、広い周波数範囲のノイズを有効に抑圧することができる。

請求項（抜粋）：

電源ラインと電気装置の間に直列接続された少なくとも2個の平衡型インダクタンスコイルと、これらの平衡型インダクタンスコイルの相互結合点にコンデンサを有するノイズ減衰装置において、上記平衡型インダクタンスコイルのうち、上記電気装置側に配置された少なくとも1個の平衡型インダクタンスコイルを、鉄基微細結晶軟磁性材料からなる環状磁心を用いたインダクタンスコイルで構成し、上記電源ライン側に配置された少なくとも1個の平衡型インダクタンスコイルを、フェライト材料からなる環状磁心を用いたインダクタンスコイルで構成したことを特徴とするノイズ減衰装置。

IPC (3件)：

H03H 7/09 , H01F 27/00 , H01G 4/40

FI (2件)：

H01F 15/00 D , H01G 4/40 321 A

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