特許
J-GLOBAL ID:200903057422931160

酵母を検出し同定するのに特に適したプローブ、核酸配列、方法及びそのための遺伝学的ツール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-534083
公開番号(公開出願番号):特表平11-505428
出願日: 1997年03月24日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】酵母特に医学的に及び産業上興味深い酵母の検出及び特性決定を開示する。その目的は、多数の酵母に特異的な、強力で信頼できて、簡単且つ再現性を伴って利用可能なDNAプローブを提供することである。この目的のために、他のものの内で、rRNA合成をコードせず且つIGR(25SrRNAと18SrRNAの間)中に位置されるrDNAからの少なくとも1つのDNA及び/又はRNA断片Fの少なくとも一部分よりなる、酵母に特異的な及び/又は酵母の種以下の検出用プローブを提供する。この反復性rDNAは、少なくとも2つの相互に50%以上相同な反復サブ配列を含む。上記のプローブ並びにそのプローブに含まれ得る核酸配列を用いる検出方法も開示する。該プローブは、酵母(例えば、C.krusei 、G.candidum )の検出/同定用に、疫学的マーカー又は株トレーサー及び抗酵母治療において有用である。
請求項(抜粋):
下記の遺伝学的(又は関連する)ツール: - 少なくとも下記の部分: *リボソームDNA(rDNA)の少なくとも1つの起源配列から再コピーされ、構築され及び/又は単離された少なくとも1つのDNA及び/又はRNA核酸断片Fであって: →リボソームRNA(rRNA)の合成をコードせず、 →且つrRNAの25SサブユニットをコードするrDNAとrRNAの18SサブユニットをコードするrDNAとの間の転写されない(NTS)遺伝子間スペーサー領域(IGR)中に位置されるもの、 *及び/又は遺伝コードの縮重から生じるこの断片の少なくとも1つのアナログFa、 *及び/又は断片Fに相補的な少なくとも1つのcDNA断片Fc、 - 断片F及び/又はFa及び/又はFcの少なくとも幾つかの一次転写産物、 - 並びに上記のツールの組合せから選択する型の特に酵母の特異的及び/又は種以下の検出のためのプローブであって、F及び/又はFa及び/又はFcについてのrDNAの起源配列が、下記であるように選択されることを特徴とする該プローブ 好ましくは55%以上、特に好ましくは60%以上である。
IPC (3件):
C12Q 1/68 ZNA ,  C12Q 1/04 ,  C12R 1:72
FI (2件):
C12Q 1/68 ZNA A ,  C12Q 1/04

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