特許
J-GLOBAL ID:200903057434556446

放射線治療装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-002768
公開番号(公開出願番号):特開平6-205849
出願日: 1993年01月11日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 回路の調整が簡単で、且つ放射線の照射時に照射線量に誤差が発生した時、その誤差を吸収し設定通りの照射線量の放射線を患者に照射する。【構成】 単位回転角度毎に患者1に照射された照射線量に応じた周波数のパルス信号を計数する第1の積算カウンタ21と、予め照射する照射線量が設定されたラッチ回路23と、第1の積算カウンタ21のパルス計数値とラッチ回路23に設定された照射線量を比較し、パルス計数値と照射線量が一致する時に一致信号Sを出力する第1のコンパレータ27と、一致信号Sが入力された時に第1の積算カウンタ21の計数動作を停止させすると共に、継続されて出力されているパルス信号の計数を第2の積算カウンタ22に行わせ、更に1単位回転角度における放射線の照射終了時に、第2の積算カウンタ22の計数値を減算値として第1の積算カウンタ21にプリセットするゲートコントローラ28とを備えている。
請求項(抜粋):
患者の周囲を回転しながら単位回転角度回転する毎にパルス放射線を前記患者の患部に照射する放射線出力手段と、この放射線出力手段が単位回転角度回転したことを検出する毎に角度検出信号を出力する回転角度検出手段と、この回転角度検出手段から出力された角度検出信号に従って前記放射線出力手段に照射開始信号を出力する照射制御手段と、前記放射線出力手段から照射された放射線の照射線量を検出する照射線量検出手段と、この照射線量検出手段の出力に応じた周波数のパルス信号を発生するパルス信号発生手段と、このパルス信号発生手段より出力されたパルス信号のパルス数を計数する第1のカウンタと、この第1のカウンタによるパルス数計数動作が停止した後に、前記パルス信号発生手段より出力されているパルス信号のパルス数計数動作を開始する第2のカウンタと、前記放射線出力手段による単位回転角度当たりの照射線量が予め設定される照射線量設定手段と、前記第1のカウンタのパルス計数値と前記照射線量設定手段に設定された照射線量とを比較し、前記パルス計数値と前記予め設定された照射線量が一致する時に一致信号を出力する比較手段と、前記一致信号が入力された時に、前記第1のカウンタに対して計数動作停止を指示する停止信号を出力すると共に、前記第2のカウンタに対して前記パルス信号発生手段より出力されているパルス信号の計数動作開始を指示する開始信号を出力し、また前記照射制御手段の照射開始信号を停止させ、かつ前記回転角度検出手段より角度検出信号が入力された時に、前記第2のカウンタに、その計数値を第1のカウンタへ減算値としてプリセットさせる計数制御手段とを備えたことを特徴とする放射線治療装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-174479

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