特許
J-GLOBAL ID:200903057447769864

低降伏比鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-264252
公開番号(公開出願番号):特開平9-111341
出願日: 1995年10月12日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】コンクリート充填型複合鋼管柱などに用いることができる管厚50mm程度までの60キロ級鋼管を、安価で大量に安定して製造することができる低降伏比鋼管の製造方法を提供すること。【解決手段】重量%で、C:0.05〜0.20% 、Si:0.01 〜0.5%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.05% %以下、S:0.01% 以下、sol.Al:0.005〜0.10% 、N:0.001 〜0.010%含有し、さらにNb:0.005〜0.05% 、V:0.01〜0.10% 、Ti:0.005〜0.10% の1種または2種以上を含有する鋼に対し、再結晶温度以下かつAr3 以上の温度域において累積圧が30%以上の熱間圧延を施した後、Ar3 -50°C±30°Cの温度まで空冷し、その後10〜40°C/sec の冷却速度で常温まで焼入し、450 〜600 °Cで焼もどし処理を施した鋼板を鋼管に成形し、造管最終工程において拡管率を0.4%以上とする。これにより降伏比が80% 以下の低降伏比60キロ級鋼管が得られる。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.05〜0.20%、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.5〜2.0%、P:0.05%以下、S:0.01%以下、sol.Al:0.005〜0.10%、N:0.001〜0.010%を含有し、さらにNb:0.005〜0.05%、V:0.01〜0.10%、Ti:0.005〜0.10%の1種または2種以上を含有する鋼に対し、再結晶温度以下かつAr3 以上の温度域において累積圧が30%以上の熱間圧延を施した後、Ar3 -50°C±30°Cの温度まで空冷し、その後10〜40°C/secの冷却速度で常温まで焼入し、450〜600°Cで焼もどし処理を施した鋼板を鋼管に成形し、造管最終工程における拡管率を0.4%以上とすることを特徴とする、管軸方向の引張試験における降伏比が80%以下の低降伏比60キロ級鋼管の製造方法。
IPC (6件):
C21D 8/10 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/08 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
FI (6件):
C21D 8/10 B ,  C21D 8/02 B ,  C21D 9/08 F ,  C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58

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