特許
J-GLOBAL ID:200903057447894197
ラフィングジブ組み立て方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小橋 信淳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-131252
公開番号(公開出願番号):特開平10-316366
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 分割ジブの連結位置同士の位置合わせが容易に行えるラフィングジブの組み立て方法を提供する。【解決手段】 伸縮ブーム4の先端に連結されるベースジブセクション5、ラフィングジブを任意の起伏角度で支持する第1マスト8a、第2マスト8bを含む基部アッセンブリーを備え、ベースジブセクション5に中間ジブセクション6の分割ジブを連結する際、それらジブ同士の背面を連結した後、第1マスト8aとベースジブセクション5との間に張架されたワイヤーロープ10によりベースジブセクション5を引き上げることで分割ジブが背面を支点として揺動しようとするのを強制的に一直線状に吊り下げて腹面同士を対向させて連結手段により連結する。
請求項(抜粋):
伸縮ブームを伸長および起仰させながら分割されているジブを順次ブーム先端から吊り下げた状態で連結してベースジブセクションと中間ジブセクションあるいはトップジブセクションを順次連結してなるラフィングジブを組み立てる方法であって、伸縮ブームの先端に対して着脱可能に取り付けられるジブベース部材と、このジブベース部材に基端が支持されて起伏可能なベースジブセクションと、基端が上記ベースジブセクションの起伏支持位置近傍にて支持され、揺動端に同一軸上で支持するローラを備えた第1および第2マストと、これら第1、第2マストの各揺動端を連結する連結部材とを備えた基部アッセンブリーと、上記中間ジブセクションを構成する分割ジブの対向端部において、背面側に位置して上記分割ジブを鉛直面内で屈曲可能に支持する背面側連結手段および背面側連結手段を支点として揺動することで接合し、分割ジブ同士が一直線状態となったときに腹面側を連結可能な腹面側連結手段と、上記第1マストと上記トップジブセクションの先端とに連結されるテンション手段と、上記第2マストの先端に連結されてその先端部を上記伸縮ブーム側に向け牽引する牽引手段とを備え、上記伸縮ブームの先端に対し、上記ジブベースを介して上記基部アッセンブリーのベースジブセクションを取り付け、上記第2マストの先端部に上記牽引手段を連結する第1の工程と、上記第1マストの先端部と上記基部アッセンブリーのベースジブセクションの先端部寄りの位置とに所定長さのワイヤーロープを連結し、上記第1、第2マストの立て起こし動作に連動して上記ベースジブセクションを構成する分割ジブを吊り下げた状態から前方に振出す第2の工程と、上記伸縮ブームの伸長および起仰操作により上記吊り下げた状態のベースジブセクションの先端に対して上記背面側連結手段を介して上記中間ジブセクションをなす分割ジブの端部の背面を連結するとともに腹面連結手段を介して分割ジブの腹面を連結し、吊り下げられた分割ジブ群と地上に横臥されている残りの分割ジブ群との間で上記吊り下げられている分割ジブの端部の背面と地上に横臥されている分割ジブの端部の背面とを背面側連結手段を介して連結する第3の工程と、上記背面側連結手段を介して背面同士が互いに連結されている分割ジブを上記伸縮ブームの伸長および起仰操作により吊り下げ、この状態で上記牽引手段の作動による上記第1、第2マストの立て起こし動作に連動させて上記ベースジブセクションを前方に振出して分割ジブ同士を一直線状にする第4の工程と、上記第4の工程後、上記分割ジブの端部の腹面同士を上記腹面側連結手段により連結する第5の工程と備え、上記第1乃至第5の工程を繰り返して作業内容に応じた段数の分割ジブを連結して上記中間ジブセクションを構成し、上記第1マストの先端と上記中間ジブセクションの先端に連結されるトップジブセクションをなす分割ジブの先端との間に上記テンション部材を連結してなるラフィングジブの組み立て方法。
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