特許
J-GLOBAL ID:200903057466134845

環境センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-026836
公開番号(公開出願番号):特開平6-242044
出願日: 1993年02月16日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】 ガスの存在や臭いの有無等に応じて抵抗値Rが変化するセンサ部Sを含み、該抵抗値の変化に対応して変化する出力電圧Vが所定の動作電圧Vsに達したときに所定の濃度のガスや臭いの存在を検知して警報を発生するようにした環境センサにおいて、経時変化によりセンサ部の抵抗値が変動した場合でも、同じ所定の濃度のガスや臭いの存在で警報を発生させるようにし、これにより、誤報や失報を回避することを目的とする。【構成】 ガス等の無い平常の状態の空気中におけるセンサ部の抵抗値の、所定の動作ガス濃度時のセンサ部の抵抗値に対する比が、経時変化の前後で同じであることを利用して、経時変化が生じたときに所定の動作電圧の新しい値を算出し、以後は該新しい所定の動作電圧を用いて監視動作を続けるようにしている。
請求項(抜粋):
検知対象の状態に応じて抵抗値が変化するセンサ部と、前記抵抗値の変化に対応して変化する電圧を出力電圧として取り出す回路構成と、前記検知対象が所定の状態まで変化したとき前記回路構成から取り出されるべき前記出力電圧を所定の動作電圧として設定する所定の動作電圧設定手段とを備え、前記出力電圧が前記所定の動作電圧設定手段に設定された前記所定の動作電圧に達したときに信号を発生するようにした環境センサにおいて、前記検知対象が平常の状態のときの初期の前記出力電圧を初期出力電圧として設定する初期出力電圧設定手段と、前記検知対象が平常の状態のときに前記回路構成から今取り出された前記出力電圧が前記初期出力電圧から所定範囲を超えてずれたか否かを判別する判別手段と、前記回路構成から今取り出された前記出力電圧が前記初期出力電圧から所定範囲を超えてずれたことを前記判別手段が判別したときに、前記検知対象が平常の状態のときの前記センサ部の抵抗値の、前記検知対象が前記所定の状態のときの前記センサ部の抵抗値に対する比が常に一定であることを利用し、かつ少なくとも前記今取り出された前記出力電圧と、前記初期出力電圧と、前記所定の動作電圧とを用いて、前記所定の動作電圧の新しい値を算出し、前記所定の動作電圧設定手段に設定されている前記所定の動作電圧を、該新しい所定の動作電圧で更新する算出・更新手段と、を備えた環境センサ。
IPC (2件):
G01N 27/12 ,  G08B 21/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-080963

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