特許

J-GLOBAL ID：200903057467806944

対物レンズ駆動装置

発明者： 磯部 尚夫 ,  花岡 淳裕 ,  手塚 裕二
出願人/特許権者： 株式会社三協精機製作所
代理人 (1件)： 横沢 志郎 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-086234
公開番号（公開出願番号）：特開平10-283648
出願日： 1997年04月04日
公開日（公表日）： 1998年10月23日
要約：

【要約】【課題】 高次共振を抑制する剛性を確保したままで騒音を抑制可能な構造のレンズホルダを備えた対物レンズ駆動装置を提案すること。【解決手段】 対物レンズ駆動装置のレンズホルダ3は、円筒状の胴部31と、胴部31の内側に配置された円筒状の軸受け部32を備えている。胴部31と軸受け部32の間には、レンズホルダ3の中心軸線Lと同じ方向に延びたリブ34と、中心軸線Lとほぼ直交する方向に形成され胴部31の開口を閉鎖した天板39が形成されている。天板39はリブ34によって区画された部分を単位として中心軸線Lの方向に段差が付けられ、その表面が凹凸面となっている。従って、天板39により風きり音が発生しても、その風きり音による騒音は段差付きの面によって位相がずれた状態となり、結果として騒音が抑制される。

請求項（抜粋）：

対物レンズを保持したレンズホルダと、当該レンズホルダを前記対物レンズのトラッキング方向およびフォーカシング方向に駆動する駆動手段とを有する対物レンズ駆動装置において、前記レンズホルダは、筒状の胴部と、この胴部の一方の開口を閉鎖する状態に形成され、表面に前記対物レンズの取付部を備えた天板とを有し、この天板における前記取付部以外の表面は凹凸面とされていることを特徴とする対物レンズ駆動装置。