特許
J-GLOBAL ID:200903057468429672

無線送信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 昂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-328126
公開番号(公開出願番号):特開平11-163772
出願日: 1997年11月28日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 送信ダイバーシチ切替えを高速に行うことのできる無線送信機を提供することを目的とする。【解決手段】 送信出力ループ回路を有する無線送信機において、現在のアンテナ選択信号を遅延して、直前前のアンテナ選択信号を出力する遅延手段と、全てのアンテナの各アンテナ対毎に、アンテナ対間の補正値を記憶して、アンテナの切替えがあった時は、アンテナ対間の補正値を出力し、切替えがなければ、補正値=0を出力する補正値出力手段と、各アンテナ毎に、各基準電圧の下で収束した時の制御電圧の収束値を記憶し、アンテナが切り替わってから一定時間後に、収束値を出力する収束値出力手段と、補正値及び検波回路の出力電圧と基準電圧との差分信号に基づいて可変利得器の制御電圧の増減をし、収束値に基づいて制御電圧を出力する制御電圧生成手段とを具備して構成する。
請求項(抜粋):
制御電圧に基づいて送信信号の利得を可変にする可変利得器と、前記可変利得器の出力信号に基づく信号の検波をする検波回路と、前記可変利得器の出力信号に基づく信号の送信をする複数のアンテナと、前記全てのアンテナについて、その送信パワーが同じになるように、前記複数のアンテナ毎に基準電圧を発生する複数の基準電圧発生手段と、前記複数のアンテナの中で1つのアンテナの選択を指示する現在のアンテナ選択信号を遅延して、直前のアンテナ選択信号を出力する遅延手段と、前記直前のアンテナ選択信号に従って、該アンテナ選択信号が示す前記アンテナに対応する前記基準電圧を選択する選択手段と、前記検波回路の出力電圧と前記選択手段から出力される前記基準電圧との差分電圧を示す差分信号を出力する差分手段と、前記全てのアンテナの各アンテナ対毎に、各アンテナ対間の前記基準電圧の差分電圧に基づく補正値を記憶し、前記現在のアンテナ選択信号と前記直前のアンテナ選択信号とが異なるアンテナを示す時は、前記現在のアンテナ選択信号と前記直前のアンテナ信号とが示すアンテナ対間の前記補正値を出力し、前記現在のアンテナ選択信号と前記直前のアンテナ選択信号とが同一のアンテナを示す時は、補正値=0を出力する補正値出力手段と、前記各アンテナ毎に、前記各基準電圧の下で収束した時の前記制御電圧の収束値を記憶し、前記現在のアンテナ選択信号と前記直前のアンテナ選択信号とが異なった時刻から前記遅延手段の遅延時間経過後に、前記現在のアンテナ選択信号が示すアンテナに対応する前記収束値を一定時間出力する収束値出力手段と、前記補正値及び前記差分信号に基づいて前記制御電圧の増減をし、前記収束値に基づいて前記制御電圧を出力する制御電圧生成手段と、を具備したことを特徴とする無線送信機。
IPC (2件):
H04B 7/06 ,  H04B 1/04
FI (2件):
H04B 7/06 ,  H04B 1/04 E

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