特許
J-GLOBAL ID:200903057475390986

可搬型データ担体処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安倍 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-349861
公開番号(公開出願番号):特開平7-200756
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月04日
要約:
【要約】【目的】 セッション途中で抜き取られたセキュリティカードの不正使用を防止する。【構成】 ユーザ用カード20の認証等を行うセキュリティカード30に、セッションの正常終了を表す終了情報を書き込む。セッションの途中でセキュリティカード30が不正に抜き取られた場合には、終了情報は「未終了」のままとなる。このセキュリティカード30をホスト端末に挿入したとしても、ホスト端末はデータのアクセスを禁止するため、不正使用を未然に防止することができる。
請求項(抜粋):
可搬型データ担体と、可搬型データ担体の認証を行った後に可搬型データ担体に対してデータのアクセスを行うホスト端末とを備えた可搬型データ担体処理システムにおいて、上記可搬型データ担体は終了情報記憶手段を備え、ホスト端末は以下の(1)〜(4)の処理を実行することを特徴とする可搬型データ担体処理システム。(1)ホスト端末が可搬型データ担体を認証した場合には、ホスト端末は終了情報記憶手段に「未終了」のデータを書き込む。(2)可搬型データ担体に対するデータのアクセスが正常に終了した場合には、ホスト端末は終了情報記憶手段に「終了」のデータを書き込む。(3)ホスト端末が可搬型データ担体を認証する際に終了情報記憶手段に「終了」のデータが書き込まれていた場合には、ホスト端末は可搬型データ担体に対するデータのアクセスを許容する。(4)ホスト端末が可搬型データ担体を認証する際に終了情報記憶手段に「未終了」のデータが書き込まれていた場合には、ホスト端末は可搬型データ担体に対するデータのアクセスを禁止する。

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