特許
J-GLOBAL ID:200903057481480156
原子炉内遠隔作業方法および装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-300464
公開番号(公開出願番号):特開平7-151895
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1995年06月16日
要約:
【要約】【目的】原子炉内機器の点検や補修等の作業を遠隔操作によって容易かつ確実に、しかも能率よく行えるようにする。【構成】原子炉圧力容器1の上部に設置される機器取扱い装置2と、この機器取扱い装置2に昇降可能に支持されて原子炉圧力容器1内に垂下し、炉心3に挿通される中空なマスト4と、このマスト4内を貫通して機器取扱い装置2から下部室5に導かれるケーブル6と、このケーブル6の先端に取付けられ、点検機器、または補修機器を搭載するとともに水中遊泳機構7を有する遊泳ロボット8と、マスト4内を通る大きさで水中遊泳機構9および炉内構造物への止着機構10を有し、ケーブル6を長手方向に移動させるケーブルガイド部11を有するケーブル案内装置12とを備える。
請求項(抜粋):
原子炉の下部室構成壁または下部室に設置される炉内構造物の点検および補修を遊泳ロボットを用いた遠隔操作により行なう原子炉内遠隔作業方法であって、原子炉上部の蓋を取外すとともに炉心から燃料棒を取外した後、原子炉上部から中空なマストを炉心貫通位置まで垂下し、このマストに原子炉上方から吊下したケーブル付き遊泳ロボットを挿通させて原子炉の下部室に導くとともに、前記ケーブルに沿って遊泳機能を有する複数のケーブル案内装置を降下させ、この各ケーブル案内装置を前記マストの下端部および前記下部室の構成壁または炉内構造物の位置にそれぞれ固定させつつ、前記遊泳ロボットを点検または補修個所に遊泳移動させ、その遊泳ロボットに備えられた点検または補修用手段によって点検または補修作業を行なわせることを特徴とする原子炉内遠隔作業方法。
IPC (4件):
G21C 19/02 GDL
, B25J 5/00
, B63C 11/00
, G21C 17/003 GDL
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