特許
J-GLOBAL ID:200903057481979487

一括投入型硬貨処理機の硬貨識別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安形 雄三 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-059796
公開番号(公開出願番号):特開2003-256902
出願日: 2002年03月06日
公開日(公表日): 2003年09月12日
要約:
【要約】【課題】 悪意のある偽造貨の投入によって発生する誤鑑別を抑止できると共に、通常運用での通過率の低下を防ぐことが可能な一括投入型硬貨処理機の硬貨識別装置を提供する。【解決手段】 投入口に硬貨を一括して受け入れ、順次1枚ずつ繰出された硬貨が通過する際に出力するセンサ信号が金種別に設けられた所定の金種判定範囲内(判定枠)に入るか否かによって当該硬貨の金種を識別する識別手段を有する一括投入型硬貨処理機の硬貨識別装置において、当該取引において今までに識別された硬貨の金種数が所定数以下で、最新に識別された所定枚数分の識別結果にリジェクト貨が有り、且つ、今までに識別された硬貨の通過率が所定値以下で、且つ当該一括投入硬貨中で識別した分の硬貨の特徴量から算出されたバラツキ度が所定値以下であることを条件に、該当識別金種硬貨に対応する前記所定の金種判定範囲を狭める制御手段を備える。
請求項(抜粋):
取引に際し、投入口に硬貨を一括して受け入れ、順次1枚ずつ分離繰出された硬貨が通過する際に出力するセンサ信号が金種別に設けられた所定の金種判定範囲内に入るか否かによって金種を識別する識別手段を有し、金種毎の枚数の計数若しくは入金処理を行う一括投入型硬貨処理機の硬貨識別装置において、当該取引において識別した硬貨毎の識別結果を記憶する識別結果ログ手段と、当該取引において識別された硬貨の金種数を新たな金種が1枚識別される毎に更新し記憶する金種数記憶手段と、前記識別結果ログ手段に記憶された識別結果に基づいて硬貨の通過率を算出する通過率算出手段と、当該一括投入硬貨中で識別した分の硬貨の特徴量を記憶するともにこれらのバラツキ度を算出するバラツキ度算出手段と、予め定めた所定枚数分であって最新に識別した枚数分のそれぞれがリジェクト貨か正常貨かの最新識別結果を記憶する最新識別結果一時ログ手段と、前記金種数記憶手段が記憶している硬貨の金種数が所定数以下で、前記最新識別結果一時ログ手段に記憶している所定枚数分の最新識別結果にリジェクト貨が有り、且つ、前記通過率が所定値以下で、且つ前記バラツキ度算出手段で算出されたバラツキ度が所定値以下であることを条件に、該当識別金種硬貨に対応する前記所定の金種判定範囲を狭める制御手段とを有することを特徴とする一括投入型硬貨処理機の硬貨識別装置。
Fターム (4件):
3E002CA03 ,  3E002CA04 ,  3E002DA02 ,  3E002EA05

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