特許

J-GLOBAL ID：200903057487515490

密封装置付転がり軸受ユニット

発明者： 大貫 善久 ,  宮崎 裕也 ,  佐々 博昭
出願人/特許権者： 日本精工株式会社
代理人 (1件)： 小山 武男 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-022303
公開番号（公開出願番号）：特開平9-287619
出願日： 1997年02月05日
公開日（公表日）： 1997年11月04日
要約：

【要約】【目的】 回転トルクを低減すると共に、大型化する事なく外向フランジ3の剛性・強度を確保する。【構成】 外径側、内径側、両サイドシールリップ18a、19aにより、雨水等の異物進入を防止する。ラジアルシールリップ20aにより、グリースの漏洩を防止する。内径側サイドシールリップ19aの薄肉化により回転トルクの低減を図る。又、この内径側サイドシールリップ19aの先端縁を曲面部21に摺接させる事により、この曲面部21の曲率半径を大きくできる様にし、外向フランジ3の剛性・強度を確保する。

請求項（抜粋）：

内周面に複列の外輪軌道を有する外輪相当部材と、外周面の一部で上記各外輪軌道と対向する部分に複列の内輪軌道を、外周面の残部で上記外輪相当部材の一端開口から突出した部分に外向フランジを、それぞれ有する内輪相当部材と、上記各外輪軌道と内輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつ転動自在に設けられた転動体と、上記外輪相当部材の一端開口部と上記内輪相当部材との間の環状隙間を塞ぐシールリングとを備えた密封装置付転がり軸受ユニットに於いて、上記シールリングは、それぞれの先端縁が上記外向フランジの側面若しくはこの側面と上記内輪相当部材の外周面とを連続させる曲面部に摺接する外径側サイドシールリップ及び内径側サイドシールリップと、その先端縁が上記内輪相当部材の外周面に摺接するラジアルシールリップとを備えたものであり、更に、次の?@?Aのうちの少なくとも一方を満たす事を特徴とする密封装置付転がり軸受ユニット。?@ 上記内径側サイドシールリップの肉厚が、上記外径側サイドシールリップの肉厚よりも小さい。?A 上記内径側サイドシールリップの先端縁が、曲面部と摺接する。

IPC (2件)：

F16C 33/78 ,  F16J 15/32 311

FI (2件)：

F16C 33/78 D ,  F16J 15/32 311 P