特許

J-GLOBAL ID：200903057489901363

深青色のマイクロレーザー

発明者： ハージス,ディビッド,イー. ,  ネルテ,スベン,イー.
出願人/特許権者： レーザー パワー コーポレーション
代理人 (1件)： 廣江 武典
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-507682
公開番号（公開出願番号）：特表平9-502054
出願日： 1994年08月22日
公開日（公表日）： 1997年02月25日
要約：

【要約】単一構造のダイオードポンプト固状のレーザーであって、レーザーホストとして、4F3/2→4I9/2の変換に基づいて放射される、ネオジミウム(neodymium)ドープされたイットリウムオルソバナデート(Nd:YVO4)(12,52)又はネオジミウムドープされたガドリニウム(gadolinium)オルソバナデート(Nd:GdVO4)(それぞれ、〜914nm、又は〜912nm)を含み、これらは、KNbO3又BBOのような適切な非直線的光学部材と結合している。非直線的クリスタルは、イントラキャビティー周波数倍変換されて、波長が〜457nm又は〜456nmのレーザーを与える。ミクロレーザーは、ゲイン媒体クリスタルと、非直線的周波数倍変換部材とから構成されたコンポジットキャビティーである。このゲイン媒体クリスタルと非直線的周波数倍変換部材はいずれも、4つ面が平行で不伝導性にコートされており、そして、コンポジットキャビティーの2つの面に実質的に垂直な伝搬軸(propagation axis)に沿って青色光のフェーズマッチされたハーモニックジェネレーションのために、ダイオードレーザーの光供給源(13)に隣接して備えられている。レーザー物質から形成された特定のドーピング濃度と長さを持つ物質を用いるとともに、クリスタリンを有するゲイン媒体を光供給することにより、目的とする青色のマイクロレーザーが構成できる。他の実施例は、レーザーの出力特性を高めるために、Nd:YVO4エレメントとNd:GdVO4エレメントを組み合せた。

請求項（抜粋）：

2つの対向する面(14,17)を有し希土類元素イオンがドープされたマイクロレーザークリスタル(12,22,32,52,62)を含むアクティブゲイン媒体(active gain medium)であって、光の供給を受けると(optically pumped)、約900nmの偏光を発する(polarized emission)ゲイン媒体と、 2つの対向する面(15,18)を有し約900nmにフェーズが合わせられた(phase match)非直線的周波数倍変換クリスタル(nonlinear frequency doubling crystal)(16,26,36,56,66)であって、前記ゲイン媒体と接合されてコンポジットキャビティー(composite cavity)を構成する倍変換クリスタルと、 前記コンポジットキャビティーとの関係で当該コンポジットキャビティーに光供給すべく動作する光供給手段(optical pumping means)(13,23,33,53,63)であって、当該コンポジットキャビティー内において基本的周波数を青に倍変換しコンポジットキャビティーの出力を偏光するようになっている光供給手段と、 を含むレーザー。

IPC (3件)：

H01S 3/109 ,  G02F 1/37 ,  H01S 3/16

FI (3件)：

H01S 3/109 ,  G02F 1/37 ,  H01S 3/16