特許
J-GLOBAL ID:200903057494948718
置換ポルフィリン
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (7件):
鈴江 武彦
, 河野 哲
, 中村 誠
, 蔵田 昌俊
, 福原 淑弘
, 村松 貞男
, 橋本 良郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-510799
公開番号(公開出願番号):特表2006-501163
出願日: 2003年06月09日
公開日(公表日): 2006年01月12日
要約:
メソテトラキスN-アルキルピリジルポルフィリン(アルキルはメチル、エチル、n-プロピル、n-ブチル、n-ヘキシル及びn-オクチル)の一連のオルト異性体とそのMn(III)錯体を合成し、元素分析、uv/vis分光法、エレクトロスプレーイオン化質量分析、及び電気化学により確認した。1〜8までのアルキル鎖の炭素原子の数の増加は、(a)クロマトグラフィーの保持因子、Rfにより測定される親油性、(b)+220〜+367mVvsNHEまでの金属中心の酸化還元電位、E1/2、及び(c)10.9〜13.3までのプロトン解離定数、の増加を伴う。Mn(III)ポルフィリンのE1/2とRfの間、及びメタルフリー化合物のpKa2とRfの間に直線関係が見出された。ポルフィリンが次第により親油性になるに従って、水和作用の減少は、電荷の分離を嫌い、一方で、正の荷電をもつピリジン窒素原子の電子吸引性効果は強められる。従って、E1/2はpKa2の増加と伴に直線的に増加し、本発明者らが他の水溶性Mn(III)ポルフィリンについて以前に報告したものと反対のポルフィリンの塩基性の傾向である。これらMn(III)ポルフィリンの全ては、超酸化物の不均化(不均一化)のための強力な触媒である。鎖の長さの増加を伴うE1/2の好ましい増加にも関わらず、触媒速度定数は、メチル(logKcat=7.79)からn-ブチルまで減少し、その後増加し、n-オクチルは、メチル及びエチル化合物がそうであるように、強力なSODミミックである。観察された挙動は、電子効果を変える、水和及び立体効果の相互作用から生じる。
請求項(抜粋):
式
IPC (4件):
C07D 487/22
, A61K 31/409
, A61P 11/06
, A61P 39/06
FI (4件):
C07D487/22
, A61K31/409
, A61P11/06
, A61P39/06
Fターム (15件):
4C050PA04
, 4C086AA01
, 4C086AA03
, 4C086CB04
, 4C086HA28
, 4C086MA01
, 4C086MA04
, 4C086NA14
, 4C086ZA59
, 4C086ZC37
, 4H050AA01
, 4H050AA03
, 4H050AB20
, 4H050WB14
, 4H050WB21
引用特許:
審査官引用 (2件)
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光学記録媒体
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-026967
出願人:三菱化学株式会社
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置換されたポルフィリン類
公報種別:公表公報
出願番号:特願2000-518967
出願人:デューク・ユニバーシティー
引用文献:
審査官引用 (9件)
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Chemical Abstracts,vol.130,abs.no.303908
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Chemical Abstracts,vol.121,abs.no.123873
-
Chemical Abstracts,vol.115,abs.no.196717
-
Thin Solid Films,(1985),132,p.41-53
-
Thin Solid Films,(1985),133,p.83-91
-
Thin Solid Films,(1983),99(1-3),p.33-40
-
Thin Solid Films,(1994),244(1-2),p.1043-9
-
Chemical Physics Letters,(1992),194(1-2),p.139-46
-
Inorganic Chemistry,(1999),38(18),p.4011-22
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