特許
J-GLOBAL ID:200903057499730583
嫌気性処理法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-291297
公開番号(公開出願番号):特開平8-141592
出願日: 1994年11月25日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 スケーリングを引き起こすことなく、グラニュール汚泥内のみにMAPを析出させることにより、UASB法により有機物と窒素及びリンの同時除去を行うと共に、グラニュール汚泥の浮上、流出を防止する。【構成】 窒素及びリンを含有する有機性排水を酸生成槽1で処理した後、UASB反応槽2で処理するに当り、酸生成槽1の流入水又は流出水にMg塩を添加すると共に、UASB反応槽2の流入水pHを5.8〜6.5に調整する。【効果】 UASB反応槽1の流入水はMg塩を含むが低pHであるため、配管内でのMAP析出はない。UASB反応槽1内の有機酸からのメタン生成反応によりpHが上昇して槽内はMAP析出条件となり、グラニュール汚泥内にMAPが析出する。MAPの包含によりグラニュール汚泥の比重が増大し、沈降性が高められる。
請求項(抜粋):
窒素及びリンを含有する有機性排水を酸生成槽で処理した後、UASB型メタン生成槽で処理する方法において、酸生成槽の流入水又は流出水にマグネシウム塩を添加すると共に、UASB型メタン生成槽の流入水のpHを5.8〜6.5に調整することを特徴とする嫌気性処理法。
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