特許
J-GLOBAL ID:200903057499786040
高速回転するかご形誘導電動機のロータとその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 武夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-214076
公開番号(公開出願番号):特開平10-052014
出願日: 1996年07月26日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ロータのスロット加工時の加工工数及び組立時の組立工数を低減できる製造方法と、そのような製造方法を実現可能にする構造を提供する。【解決手段】 軸方向左、右両端のエンドリングのそれぞれを、内側エンドリング14A、14’Aと外側エンドリング14B、14’Bとに分割し、鉄心2の左右両端の外周に、内側エンドリング14A、14’Aを取り付けた状態で、片方の内側エンドリングから、鉄心2を経由して他方の内側エンドリングに至るスロットを一工程で加工して完全に整列された1本のスロットとする。このようにして所定数のスロットの加工が終了した状態で、それぞれのスロットにロータバーを挿入し、ロータバーと内、外エンドリングとを電子ビーム溶接により一体に溶接する方法と、このようにして完成されたロータとロータバーとエンドリングとの一体構造。
請求項(抜粋):
回転軸と、その外周に固定された、かご形で中空環状の鉄心と、この鉄心の外周上にほぼ略両軸端間にはめ込まれて平行に延在する複数のロータバーと、これらのロータバーのそれぞれを両軸端において連結して支持するエンドリングとを含んで成り、前記鉄心とエンドリングとが高強度材料で製作されTIG溶接により接合されている高速回転するかご形誘導電動機において:軸方向両端の前記エンドリングは、それぞれが内側エンドリング(14A、14’A)と外側エンドリング(14B、14’B)とに分割されて、 前記の鉄心(2)と内側エンドリング(14A、14’A)とに、 整列して加工されたスロット(12a)に、前記ロータバー(3)が挿入され、その外方に外側エンドリング(14B、14’B)が配置されて、 電子ビーム溶接により前記エンドリング(14、14’)とロータバー(3)とが一体に接合されていることを特徴とする高速回転するかご形誘導電動機のロータ。
IPC (3件):
H02K 17/16
, B23K 15/00 505
, H02K 15/02
FI (3件):
H02K 17/16 Z
, B23K 15/00 505
, H02K 15/02 J
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