特許
J-GLOBAL ID:200903057504376114

スペクトル拡散無線システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-344168
公開番号(公開出願番号):特開平10-190551
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】DS無線機とFH無線機を互いの干渉を抑えて共存させ、しかも各無線機をそれぞれの特性に適した場所に配置して信頼性の向上を図る。【解決手段】狭帯域妨害の発生しやすい無線ゾーンA、Bには、周波数をホッピングするFH方式の無線親機33,34と無線子機331 〜33n 、341 〜34n を配置し、人の混雑やマルチパスの発生しやすい無線ゾーンCには直接拡散変調するDS方式の無線親機35と無線子機351 〜35n を配置し、DS無線機は、送信前に拡散帯域幅における受信電界強度を検出し、この検出した受信電界強度が所定レベルを越えていないことを確認したときのみ送信を開始し、また、FH無線機は、送信前に現在のホッピング周波数帯域幅における受信電界強度を検出し、この検出した受信電界強度が所定レベルを越えていないことを確認したときのみ送信を開始する。
請求項(抜粋):
情報を拡散符号により直接拡散変調する直接拡散方式を使用した直接拡散方式無線機と、この直接拡散方式無線機の使用周波数帯の一部或いは全部が重複した周波数帯を用い、所定の周波数滞留時間毎に周波数をホッピングする低速周波数ホッピング方式を使用した低速周波数ホッピング方式無線機を備え、前記直接拡散方式無線機は、拡散帯域幅における受信電界強度を検出する受信電界強度検出手段と、送信前に前記受信電界強度検出手段が検出した受信電界強度が予め設定した所定レベルを越えていないか否かを確認する確認手段とを設け、前記確認手段が検出した受信電界強度が所定レベルを越えていないことを確認したときのみ送信を開始し、前記低速周波数ホッピング方式無線機は、現在のホッピング周波数帯域幅における受信電界強度、又は使用する周波数の最小から最大までにおける受信電界強度を検出する受信電界強度検出手段と、送信前に前記受信電界強度検出手段が検出した受信電界強度が予め設定した所定レベルを越えていないか否かを確認する確認手段とを設け、前記確認手段が検出した受信電界強度が所定レベルを越えていないことを確認したときのみ送信を開始することを特徴とするスペクトル拡散無線システム。

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