特許
J-GLOBAL ID:200903057510945996

手術用灌流吸引器具

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-169229
公開番号(公開出願番号):特開2005-323956
出願日: 2004年05月12日
公開日(公表日): 2005年11月24日
要約:
【課題】白内障患者の白内障摘出手術後に水晶体嚢内の残さ物を除去するための手術用灌流吸引器具を提供する。【解決手段】 手術用灌流吸引器具において、手術時に患者の組織を削り取るために患者生体内に挿入される器具の刃が先端部に固定した鈍刃で、先端部が振動周波数16Hz〜20kHzで振動することを特徴とした手術用灌流吸引器具で嚢内残留皮質を除去する。又、先端部の振幅が0.1〜2.0mmであれば良く、先端部が前後、左右或いは上下に振動する手術用灌流吸引器具を提供する。先端部の振動は吸引針を含め、吸引圧及び灌流圧の振動で、一般的な音波振動域である。吸引圧又は灌流圧の振動変化域は±10mmHgの範囲内が望ましい。【選択図】図1
請求項(抜粋):
白内障手術時に患者の水晶体核摘出後の後嚢表面の残留皮質を削り取るための手術用灌流吸引器具において、患者生体内に挿入される器具の刃が吸引針先端に固定した刃で、器具先端部が振動周波数16Hz〜20kHzで振動し、吸引口が先端部吸引針側面にあることを特徴とした手術用灌流吸引器具。
IPC (1件):
A61F9/007
FI (2件):
A61F9/00 520 ,  A61F9/00 560
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 米国特許4,504,264の超音波振動手術装置は、器具の先端を5〜60°の刃として超音波振動させ、白内障水晶体を破砕吸引する装置を開示している。
  • 米国特許5,814,010の後嚢研磨器具は、器具の先端に吸引口を2箇所設け、吸引物の詰まりを避ける構造した器具を開示している。

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