特許
J-GLOBAL ID:200903057518584747

キャスター

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-033914
公開番号(公開出願番号):特開平5-178001
出願日: 1992年01月04日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 平坦地を走行する為の走行車輪と、段差を乗り降りするための大きい径の扇状、弓状の補助車輪を備えたキャスター。段差の乗り降りを補助車輪で行い、段差乗り越え能力を飛躍的に向上させた。【構成】 取付基体10に軸着された走行車輪30の車軸31を支持する脚部を有する旋回可能な主枠20と、主枠と取付基体の間を揺動可能な旋回拘束枠40により扇状、弓状補助車輪34の補助軸33を支持し、主枠と取付基体の間にはそれぞれ突器付きブレーキ42及びブレーキ受け44を設け、補助車輪は地面から浮いた状態であって、脚部と補助車輪の間に張設された引張ばね45により前方に付勢回転された構成で、平地は走行車輪で走行し、段差の角が補助車輪に接触した場合はブレーキが係り旋回を拘束し、補助車輪によって段差を乗り降りすることを特徴としている。
請求項(抜粋):
走行体の下部に取り付けられる取付基体10と、この取付基体10に旋回軸11により軸着されて旋回軸11を中心に水平方向に旋回可能な主枠20と、主枠20の両側から下方へ延出し両脚部間の走行車輪30の車軸31を水平方向に支持する両脚部21、21と、主枠20の前方に設けた揺動軸32に支持され、主枠20と取付基体10との間を揺動可能な旋回拘束枠40と、旋回拘束枠40の後方に車軸と平行に設けた補助軸33に支持された扇状補助車輪34とを備え、旋回拘束枠40の上部取付基体側に突器付ブレーキ42を設け、取付基体10の下部旋回拘束枠側に弾性ブレーキ受け44を設け、扇状補助車輪34は地面に接する大きさの径より小さい径で地面より浮いた状態であって、扇型補助車輪34と脚部21との間に張設した引張ばね45により扇状補助輪34を走行車輪後方に1部のこし前方に付勢回転させ、これらを構成し、平坦地を走行する場合は走行車輪30のみで走行し、方向拘束枠40が最も下方にあり突器付ブレーキ42と弾性ブレーキ受け44が接触せず、旋回自在な状態と、段差が扇状補助車輪に接触した場合は旋回拘束枠40が上方に押し上げられ突器付ブレーキと弾性ブレーキ受けが圧着し、旋回を拘束された状態で扇状補助車輪34により段差を乗り降りすることを最も主要な特徴とするキャスター。
IPC (2件):
B60B 33/00 503 ,  B60B 33/06

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