特許
J-GLOBAL ID:200903057523345203
学習内容削除機能付手書き文字認識装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-119896
公開番号(公開出願番号):特開平8-315076
出願日: 1995年05月18日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【目的】 学習機能付きの手書き文字認識装置において、学習データ用の記憶部の効率的な使用と、必要な学習データの誤っての削除の防止を図る。【構成】 認識確定回数記憶手段12は、認識確定された文字等の回数を記憶する。学習情報記憶手段13は、学習した文字等の特徴量を記憶する。学習確定情報記憶手段14は、学習文字等の認識確定の回数、時期及び削除禁止フラグ情報を対応づけて記憶する。学習パターン確定頻度算出手段15は、学習文字等の確定頻度を算出する。学習情報削除手段16は、学習パターン確定頻度算出手段15から得られる情報によって、学習文字等の削除、学習情報一時記憶手段17への転送等を行う。削除禁止フラグ付与手段18と削除禁止フラグ消去手段19は、各々、削除禁止フラグの付与と消去を行う。
請求項(抜粋):
入力された筆跡を取り込む入力手段と、前記入力手段が取り込んだ筆跡のデータを受けとり、最初から装備されている汎用の認識用辞書の他、学習機能をも活用して文字認識を行い、候補文字の出力を行う文字認識手段と、前記文字認識手段の出力した候補文字に対して使用者が確定操作を行う確定操作手段と、入力手段から入力された筆跡の認識があらかじめ装備してある文字認識用の辞書との照合では不充分であるときに、入力者の筆跡のデータから抽出された特徴量と手書き入力者が本来入力を意図していた文字やその部分パターンとの対応を学習して記憶する学習情報記憶手段と、前記確定操作手段にて確定された文字について、該文字若しくはその部分パターンが前記学習情報記憶手段に記憶されているものであるならば、当該入力の際の認識に際して前記学習情報記憶手段内のデータを使用したか否かに拘らず、各文字あるいは該文字の部分パターン毎の確定回数を記憶する認識確定回数記憶手段と、使用者の指示若しくは所定の手順にのっとって、前記学習情報記憶手段に記憶されたデータを削除する学習情報削除手段と、前記文字認識手段が、前記学習情報記憶手段に記憶されている学習データを使用して得た候補文字が手書き入力者により入力を意図した文字として確定された場合には、該確定文字あるいはその部分パターン毎にその確定回数を記憶する学習確定回数記憶手段と、前記認識確定回数記憶手段内のデータと前記学習確定回数記憶手段内のデータによって、各学習文字あるいは各学習部分パターン毎の確定に使用した頻度を所定の手順で算出する学習パターン確定頻度算出手段と、使用者が前記学習情報削除手段によって学習文字あるいは学習部分パターンの削除を行う場合に、その対象となる学習文字あるいは学習部分パターンの指定に先立って、前記学習パターン確定頻度算出手段によって学習文字あるいは学習部分パターンの確定頻度を使用者に通知する確定頻度通知手段とを有していることを特徴とする学習内容削除機能付手書き文字認識装置。
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