特許
J-GLOBAL ID:200903057530938929

閉鎖フィールド内での粒子の濃縮及び分離のための器具及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-524400
公開番号(公開出願番号):特表平8-509552
出願日: 1994年04月22日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】閉鎖無菌フィールド条件で標的細胞などの標的粒子を収集し取扱かうための粒子分離器が提供される。一実施態様においては、分離から濃縮及び/又は低温処理段階及び/又は移入に至るまで、閉鎖無菌フィールド条件が維持されている。収集及び濃縮そして一体として結合されている導管を介しての低温保存及び/又は移入用容器までの移送のために同じ一体結合型容器を使用することにより、閉鎖無菌フィールド条件の保存が提供されている。1つの実施態様においては、好ましくはカラムと使用される収集との間で直列した形の中空ファイバー装置を利用することにより、閉鎖フィールド条件を維持する一方で、一定レベルの細胞濃縮を達成することができる。もう1つの実施態様においては、細胞の洗浄を達成するため、カラムの代りにホローファイバ装置が用いられる。1つの実施態様では、粒子分離器を通しての流体の流れの通路を制御するため、複数のバルブがデータプロセッサに対し応答性をもつ。細胞分離器を通って流体が流れていることを表示するセンサー信号を提供するため、複数のセンサーが具備されている。システム内の流体の流れの速度及び方向を制御するため、ぜん動ポンプがマイクロプロセッサーアセンブリに対する応答性を有している。又、細胞分離器の中味を制御可能な形でかきまぜるため、撹拌板アセンブリが、データプロセッサからの信号に対する応答性を有している。
請求項(抜粋):
試料コンテナの中に収納された試料流体から標的細胞を収集するための分離装置を含む分離装置アセンブリ、及び分離装置から放出された後の標的細胞を収容するための流体収集容器を含む流体制御システムを有する細胞分離器具において、- 環境に露呈されていない状態で前記試料コンテナから前記分離装置まで及び前記分離装置から前記収集袋まで前記標的細胞がそれ、に沿って走行する1つの経路を提供するべく前記分離装置を前記試料コンテナ及び前記流体収集袋まで結合する導管;- 分離装置から出てくる流体が流体収集容器内に流れ込むことを選択的に可能にするため、バルブ制御信号に対する応答性を有する手段;及び- 前記バルブ制御信号を提供することにより流体制御システムの作動を制御するための手段を含んで成る細胞分離器具。
IPC (4件):
G01N 33/48 ,  B01D 63/02 ,  G01N 1/10 ,  G01N 1/36
FI (4件):
G01N 33/48 M ,  B01D 63/02 ,  G01N 1/10 A ,  G01N 1/28 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平4-500008
  • 特表平4-500008

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