特許

J-GLOBAL ID：200903057531649572

燃料電池用電解質膜

発明者： 荒井 卓一
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社
代理人 (1件)： 吉田 研二 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-275495
公開番号（公開出願番号）：特開2003-086201
出願日： 2001年09月11日
公開日（公表日）： 2003年03月20日
要約：

【要約】【課題】 プロトン伝導性を阻害しない自己加湿型の燃料電池用電解質膜を提供する。【解決手段】 親水性官能基を有するフッ素樹脂で構成された固体高分子型電解質膜12の疎水部16に高分子安定化金属ナノ粒子である触媒22を分散させ、親水基及び吸蔵水によって構成されたクラスタ18中には触媒22を存在させない構成とした。これにより、電解質膜中をクロスオーバーする燃料ガスと空気とを触媒22が反応させ手水を発生させ、電解質膜の自己加湿を実現するとともに、クラスタ18及びチャンネル20中に触媒22が存在しないことにより、プロトン伝導を阻害することを防止できる。

請求項（抜粋）：

固体高分子型電解質膜内に、燃料ガスと空気とから水を発生させる触媒を含有させた燃料電池用電解質膜であって、前記触媒は高分子安定化金属ナノ粒子であり、前記固体高分子型電解質膜の疎水部に分散されていることを特徴とする燃料電池用電解質膜。

IPC (3件)：

H01M 8/02 ,  H01M 8/04 ,  H01M 8/10

FI (3件)：

H01M 8/02 P ,  H01M 8/04 K ,  H01M 8/10

Fターム (4件)：

5H026AA06 ,  5H026CX05 ,  5H026EE18 ,  5H027AA06