特許
J-GLOBAL ID:200903057532142196

輻射線感性乳剤及び写真要素

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-217822
公開番号(公開出願番号):特開平8-171163
出願日: 1995年08月25日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【課題】 写真用極薄平板状粒子乳剤の性能を改善すること。【解決手段】 分散媒と、規定の平板状粒子を含むハロゲン化銀粒子と、分光増感色素とを含む輻射線感性乳剤。前記平板状粒子とのエピタキシャル接合部を形成するハロゲン化銀突起部は、(a)前記平板状粒子の表面積の最大で50%を占めるように配置され、(b)前記平板状粒子の少なくとも前記突起部とのエピタキシャル接合部を形成する部分よりも高い全体溶解度を示し、(c)面心立方晶格子を形成し、そして(d)フッ化物イオンよりも電子吸引性が高い少なくとも1種の配位子並びにFe+2、Ru+2及びOs+2の中から選ばれる二価の第8族ドーパントを含む。
請求項(抜粋):
(1)分散媒と、(2)(a){111}主面を有し、(b)臭化物を銀に対して70モル%を超えて含有し、(c)全粒子投影面積の90%を超える割合を占め、(d)平均等価円直径が少なくとも0.7μmであり、(e)平均厚さが0.07μm未満であり、(f)1×10-2〜1×10-5秒の露光範囲にわたり相反則不軌を減少させることができるイリジウムドーパントを含有し、そして(g)表面に潜像形成性の化学増感部位を有する平板状粒子を含むハロゲン化銀粒子と、(3)該平板状粒子の表面に吸着した分光増感色素とを含む改善された輻射線感性乳剤であって、前記表面化学増感部位は、前記平板状粒子とのエピタキシャル接合部を形成するハロゲン化銀突起部を含み、前記突起部は、(a)前記平板状粒子の表面積の最大で50%を占めるように配置され、(b)前記平板状粒子の少なくとも前記突起部とのエピタキシャル接合部を形成する部分よりも高い全体溶解度を示し、(c)面心立方晶格子を形成し、そして(d)フッ化物イオンよりも電子吸引性が高い少なくとも1種の配位子並びにFe+2、Ru+2及びOs+2の中から選ばれる二価の第8族ドーパントを含むことを特徴とする輻射線感性乳剤。
IPC (3件):
G03C 1/035 ,  G03C 1/08 ,  G03C 1/46

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