特許
J-GLOBAL ID:200903057539592685

左右制動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-187156
公開番号(公開出願番号):特開平8-048226
出願日: 1994年08月09日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 通常走行時および旋回制動時の双方において車両の操縦安定性を向上させる。【構成】 左右制動力制御装置のコントローラ8は、ハンドル角センサ出力δHおよび車輪速センサ出力VW1〜VW4から、車速Vでの車両走行時に舵角δfでハンドルが切られたときに発生すべきヨーレイトdψ*/dtを算出し、これとヨーレイトセンサ出力dψ/dtとの偏差とその微分値とに応じたフィードバック項出力SFBを求め、また、前後加速度axと横加速度ayとに応じたフィードフォワード項出力SFFを求める。両出力SFB、SFFの和に応動する制御機構により左右車輪間に制動力差が付与される。出力SFBはヨーレイト応答を向上させ、出力SFFは、車両の旋回時または制動時の接地荷重変化に適合した制動力を発生させる。
請求項(抜粋):
ステアリングホイールの操舵量を検出する操舵量検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、車両に生じるヨーレイトを検出するヨーレイト検出手段と、上記車両に作用する横加速度を検出する横加速度検出手段と、上記車両が制動状態にあることを検知する制動状態検出手段と、左右車輪間に制動力差を発生させる制動力制御機構と、上記各検出手段の検出値に応じて上記制動力制御機構の作動を制御する制御手段とを有し、上記制御手段は、上記操舵量と上記車速とに基づいて目標ヨーレイトを算出し、上記目標ヨーレイトと検出ヨーレイトとの偏差に応じて、該偏差が減少するように第1目標制動力差を設定するフィードバック制御部と、車両制動時に上記横加速度の増加に応じて旋回外輪側の車輪への制動力が旋回内輪側よりも大きくなるように第2目標制動力差を設定するフィードフォワード制御部と、上記第1目標制動力差と上記第2目標制動力差とを加算して加算目標制動力差を出力する加算部と、上記加算目標制動力差に基づき上記制動力制御機構を駆動する制御信号を出力する出力部とを有して構成されることを特徴とする左右制動力制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/32 ,  B60T 8/24

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