特許
J-GLOBAL ID:200903057543800918

コンクリートの単位水量推定方法およびコンクリートの水分量測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-256019
公開番号(公開出願番号):特開平11-083846
出願日: 1997年09月03日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 硬化コンクリートの単位水量を精度よく推定する。【解決手段】 試験体を加熱して加熱前後の試験体の質量を測定し、それらの差を計算して自由水量を取得する(ステップS2〜S4)。また、試験体を窒素中で強加熱し、発生した水蒸気を塩化カルシウムに吸収させ、塩化カルシウムが吸収した水分量を測定することで、結晶・結合水量を取得する(ステップS5〜S10)。得られた自由水量と結晶・結合水量とを加算し、試験体に含まれる骨材中の水分量を差し引き、結果を試験体の容積で割ることにより単位水量を得る(ステップS11)。
請求項(抜粋):
コンクリート試験体の容積を測定し、前記試験体の質量を第1の質量として測定し、前記試験体に含まれる自由水を蒸発させるのに必要な第1の温度に前記試験体を加熱して前記試験体を乾燥させ、乾燥後の前記試験体の質量を第2の質量として測定し、水分吸収剤を容易してその質量を第3の質量として測定し、前記試験体に含まれる結晶水および結合水を気化するのに必要な第2の温度に、乾燥後の前記試験体を加熱炉内で加熱し、同時に前記試験体に含まれる物質と反応しないか、または反応し難い気体を前記加熱炉内に流通させ、前記加熱炉から排出される前記気体を前記水分吸収剤に接触させて前記気体に含まれる水分を前記水分吸収剤に吸収させ、水分を吸収した前記水分吸収剤の質量を第4の質量として測定し、前記第1の質量から前記第2の質量を減じて第1の水分量を取得し、前記第4の質量から前記第3の質量を減じて第2の水分量を取得し、前記第1および第2の水分量を加えた値から、前記試験体を形成する骨材に含まれる水分量を減じることで第3の水分量を取得し、前記試験体の前記容積と前記第3の水分量とにもとづいてコンクリート試験体の単位水量を算出する、ことを特徴とするコンクリートの単位水量推定方法。
IPC (2件):
G01N 33/38 ,  B28C 7/00
FI (2件):
G01N 33/38 ,  B28C 7/00

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