特許
J-GLOBAL ID:200903057545541049

液封防振ゴム装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 清光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-298103
公開番号(公開出願番号):特開平8-320048
出願日: 1995年11月16日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【課題】 オリフィス長の切り換えを速やかに行う液封マウントの提供。【解決手段】 平面視円弧状の長いダンピングオリフィス60と直線状の短いアイドルオリフィス61を設け、各オリフィスを共通入口32で接続するとともに、出口側は第1の出口52及び第2の出口53と別個にし、第2の出口53をダイヤフラム7と一体の弁部21で開閉する。弁部21はアイドリング時にエンジンの吸気負圧で開弁するが、このとき第2の出口53の中心が弁部21の中心よりアイドルオリフィス61を流体が流れる流線方向にずれているので弁部21が斜めに開き、第2の出口53近傍の流体の流れの乱れを防止し、液封マウントの特性の切り換えを速やかに行うことができる。
請求項(抜粋):
車体側又は振動部材側のいずれか一方へ取付けられる第1の連結部材と、他方へ取付けられる第2の連結部材と、これら両部材間に設けられるゴムブロックとを備え、これら第1及び第2の連結部の間に少なくともゴムブロックの一部を用いて閉空間を形成し、この閉空間内を仕切部材により複数の液室に区画し、各液室間を仕切部材に設けた通路断面積が大きく通路長の短いアイドルオリフィスと、通路断面積が小さく通路長の長いダンピングオリフィスで連通し、アイドルオリフィスを開閉弁でアイドリング時のみ開き、ダンピングオリフィスを常時開くよう構成した液封防振ゴム装置において、アイドルオリフィスの出口の中心が開閉弁の中心よりアイドルオリフィス内を流れる流体の流線方向にずれていることを特徴とする液封防振ゴム装置。

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