特許
J-GLOBAL ID:200903057547650163

一様伸びの大きい高張力鋼材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今井 毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-281763
公開番号(公開出願番号):特開2002-088440
出願日: 2000年09月12日
公開日(公表日): 2002年03月27日
要約:
【要約】【課題】 靭性,アレスト性,溶接性に優れ、かつ10%を超える大きい一様伸びを有した、量産性の良好な高強度鋼材を提供する。【解決手段】 高張力鋼材を、C:0.06〜0.19%,Si:0.15〜0.60%,Mn:0.60〜1.80%,Cr:0.05〜1.20%,Mo:0.05〜1.00%を含み、更に適量のNb,V,Tiの1種以上も含有した化学組成とし、かつ粒子径100nm 以下のNb,Ti,V炭窒化物を0.01〜 0.8体積%含み、旧γ粒が粒度番号7以上又は板厚方向厚み平均10μm以下の条件を満たし、更に好ましくはセメンタイトの平均アスペクト比が2〜8を満たして成る、マルテンサイト組織鋼材又はマルテンサイトとベイナイトの混合組織鋼材とする。
請求項(抜粋):
質量割合にて、 C:0.06〜0.19%, Si:0.15〜0.60%, Mn:0.60〜1.80%, Cr:0.05〜1.20%, Mo:0.05〜1.00%を含むと共に Nb: 0.005〜0.10%, V: 0.005〜0.10%, Ti: 0.005〜0.10%の1種以上をも含有した鋼材であって、粒子径が100nm以下のNb,TiあるいはVの炭窒化物を体積割合で0.01〜 0.8%含み、かつ旧γ粒が粒度番号7以上であって該旧γ粒内にはマルテンサイト組織又はマルテンサイトとベイナイトの混合組織を有して成ることを特徴とする、旧γ粒が球形状の一様伸びが大きい高張力鋼材。
IPC (2件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/38
FI (2件):
C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/38

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