特許

J-GLOBAL ID：200903057549323283

流動層焼却炉

発明者： 郷田 聡央 ,  笹谷 史郎 ,  本多 裕姫 ,  清水 義仁 ,  田熊 昌夫
出願人/特許権者： 三菱重工業株式会社
代理人 (1件)： 高橋 昌久 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-181131
公開番号（公開出願番号）：特開2000-018538
出願日： 1998年06月26日
公開日（公表日）： 2000年01月18日
要約：

【要約】【課題】 高含水率の焼却物の負荷変動に対応して、フリーボードの熱容量を高め、その負荷の変動の吸収を可能とするとともに、フリーボードで発生する燃焼熱を還流させ助燃剤使用の低減を可能とするとともに、廃棄物の燃焼を砂層域を含む熱容量の大きい流動層全体での燃焼を可能とした流動層焼却炉を提供する。【構成】 濃厚層11の下部への一次空気を吹き込みにより形成される気泡流動領域10の砂層面上のスプラッシュ領域12bに、二次空気19を導入させ、飛び出した粒子を炉外へ同伴輸送させる同伴流動領域12を設け、同伴輸送された粒子を気泡流動領域10に還流させる外部還流部と、一次空気と二次空気との比率制御する制御系25aとより構成するとともに、濃厚層11に廃棄物投入口23を設ける構成とした。

請求項（抜粋）：

流動層下部への一次空気の吹き込みにより流動媒体が気泡流動化して、濃厚層領域の上部に形成される沸騰状の砂層面を持つバブリング領域と、前記砂層面よりの気泡の破裂に伴う流動媒体の吹き上げが形成するスプラッシュ領域とを形成させ、前記スプラッシュ領域に二次空気を導入して吹き上げられた流動媒体をフリーボードを経由して炉外へ同伴搬送して同伴流動領域を形成させ、同伴輸送した粒子を分離器により捕集した後外部循環部を介して前記濃厚層領域へ還流させるようにした流動層焼却炉よりなり、前記濃厚層部位に廃棄物投入口を設け、濃厚層とバブリング領域を含む流動層全体での燃焼を可能としたことを特徴とする流動層焼却炉。

IPC (2件)：

F23G 5/30 ZAB ,  F23G 5/30

FI (4件)：

F23G 5/30 ZAB E ,  F23G 5/30 ZAB B ,  F23G 5/30 ZAB F ,  F23G 5/30 ZAB N

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭63-123427
  
• 特開昭54-119779