特許
J-GLOBAL ID:200903057556968745

磁気分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-054814
公開番号(公開出願番号):特開平9-187673
出願日: 1996年03月12日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】本発明は磁気分離性能を長時間安定維持することができる装置を提供することを目的とする。【解決手段】本発明に係る磁気分離装置は、磁気分離ボアの径方向に磁場勾配がついている磁気分離ボア内に被分離物質14、15、16を通し、磁気分離ボア内の磁場勾配中で被分離物質の粒子に働く磁気力の違いにより、特定の物質を分離する磁気分離装置において、強磁性粒子分離用の第1磁気分離装置100と、常磁性および反磁性粒子分離用の第2磁気分離装置200を有し、第1磁気分離装置100は、発生磁場の小さい第1磁場発生装置18と、第1磁気分離ボア17を有し、第2磁気分離装置200は、発生磁場の大きい第2磁場発生装置22と、第2磁気分離ボア21を有することを特徴とする。
請求項(抜粋):
磁気分離ボアの径方向に磁場勾配がついている磁気分離ボア内に被分離物質(14、15、16)を通し、磁気分離ボア内の磁場勾配中で被分離物質の粒子に働く磁気力の違いにより、特定の物質を分離する磁気分離装置において、(A)強磁性粒子分離用の第1磁気分離装置(100)と、(B)常磁性および反磁性粒子分離用の第2磁気分離装置(200)を有し、(C)前記第1磁気分離装置(100)は、発生磁場の小さい第1磁場発生装置(18)と、第1磁気分離ボア(17)を有し、第1供給部(10)から供給された被分離物質から、強磁性粒子(16)のみを分離して第1回収部(19)に回収するとともに、常磁性粒子及び反磁性粒子(14、15)は第2回収部兼第2供給部(20)に回収し、(D)前記第2磁気分離装置(200)は、発生磁場の大きい第2磁場発生装置(22)と第2磁気分離ボア(21)を有し、第2回収部兼第2供給部(20)から供給された被分離物質(14、15)から、磁化率の大きい常磁性粒子(15)のみを分離して第3回収部(23)に回収するとともに、磁化率の小さい常磁性粒子および反磁性粒子(14)を第4回収部(24)に回収することを特徴とする磁気分離装置。

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