特許
J-GLOBAL ID:200903057563235370

可変トルクリミッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-294995
公開番号(公開出願番号):特開平6-147234
出願日: 1992年11月04日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 トルクリミッタの設定トルク値を2段に可変とし、一定以上の負荷に対して小さいトルク値で滑りを生じさせ発熱、短寿命化を防止し、動力の損失を軽減する。【構成】 トルクリミッタ1は、第一トルク板2と第二トルク板3の間に円筒ばね4を挿置し、その外周にコイルばね5とさらにその外周に円筒体6を重ねて設ける。第一トルク板2はフランジの片面に突出ボス2aを有し、回転軸xに固定されている。第二トルク板3は片面に凹凸嵌合面3aと駆動爪3bを有する。円筒ばね4は突出ボス2aと略同径に形成し、片側には切欠き4bを設けてある。コイルばね5の駆動爪5aは円筒体6の切欠き6aに係合し、第二トルク板3の駆動爪3bは円筒体6の切欠き窓6bに係合する。
請求項(抜粋):
フランジ片面に突出ボス部を有する第一トルク板と、フランジ片面に凹凸嵌合面及び駆動爪を有する第二トルク板とを互いの突出部を対向させ所定間隔に回転軸に対して前者は固定、後者は回転自在に取り付け、両者間に第一トルク板の突出ボス部とほぼ同径の円筒ばねを併設し、前記突出ボス部および円筒ばねの両方に亘ってその外周上にコイルばねと、さらにその外径上に円筒体とを重ねて設け、円筒ばね片面は第二トルク板の凹凸嵌合面に嵌合するように凹凸状とし、円筒体の一端には切欠きを設けて同側のコイルばね端の駆動爪を係合させ、他端には切欠き窓を設けて同側の第二トルク板に駆動爪を遊嵌状に係合するように構成して成る可変トルクリミッタ。
IPC (2件):
F16D 7/02 ,  F16D 41/20

前のページに戻る