特許
J-GLOBAL ID:200903057569146620
電気機器の巻線を製作するための撚回ケーブル、かかる撚回ケーブルの製作方法、及び、かかる撚回ケーブルを用いて巻線を製作する方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-535345
公開番号(公開出願番号):特表2001-511939
出願日: 1998年02月12日
公開日(公表日): 2001年08月14日
要約:
【要約】ここに開示した撚回ケーブル(1)は、複数本の平形素線(3)で形成された心線(2)を備え、それら複数本の平形素線(3)は、互いに積み重ねられて、並行する2本の積層体(4a、4b)を構成するように配設されており、それら積層体(4a、4b)の最下段及び最上段に位置する平形素線(3)は、一方の積層体から他方の積層体へ周期的に移行している。ポリエステルまたはその他の適当な材料から成る1本または複数本の糸状エレメント(6a、6b)が、心線(2)の周囲に螺旋状に巻付けられており、その巻付け方向は両方向としてもよい。紙製またはその他の適当な材料から成る少なくとも1本のリボン状エレメント(7)が、糸状エレメント(6a、6b)の上に重ねて巻付けられており、この紙製リボン(7)は、引裂き糸(8)によって可能に引裂くことができるようにしてある。引裂き糸(8)は、紙製リボン(7)と、心線(2)に巻付けられた糸状エレメント(6a、6b)との間に、長手方向に延在するように挿入されている。引裂き糸(8)は、ケーブル(1)を巻芯(23)に巻付けて巻線を製作する際に、紙製リボン(7)を除去するために用いられる。
請求項(抜粋):
電気機器の巻線を製作するための撚回ケーブルであって、心線(2)と、該心線(2)の周囲に設けた被覆手段(5)とを備えており 前記心線(2)は、断面形状が偏平な複数本の導体(3)で形成されており、それら複数本の導体(3)は、少なくとも2本の並行して延在する積層体(4a、4b)を構成するように配設されていると共に、該撚回ケーブルの長手方向に進むにつれてそれら複数本の導体(3)の各々が、順次、前記積層体(4a、4b)の一方から他方へ移行して行くように配設されており、 前記被覆手段(5)は、前記複数本の導体(3)を結束して、該撚回ケーブルを構造的に安定させている、 撚回ケーブルにおいて、 前記被覆手段(5)が、前記心線(2)の周囲に複数回分の巻付け部を形成するように螺旋状に巻付けられた少なくとも1本の糸状エレメント(6a、6b)から成り、該少なくとも1本の糸状エレメント(6a、6b)の巻付け部どうしが交叉する複数の交叉箇所において、交叉する巻付け部どうしの上下関係が入れ替わることが実質的にないようにした、 ことを特徴とする撚回ケーブル。
IPC (4件):
H01B 7/00 303
, H01B 7/00 309
, H01B 13/00 517
, H01B 13/26
FI (4件):
H01B 7/00 303
, H01B 7/00 309 A
, H01B 13/00 517
, H01B 13/26 Z
引用特許:
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