特許
J-GLOBAL ID:200903057572656079

核酸の分析方法又は検査方法、及び核酸の分析装置又は検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-311949
公開番号(公開出願番号):特開平9-149799
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 多数のcDNAやDNA断片の検査、長いDNAの検査に好適なDNA検査法を提示すること。【解決手段】 試料1を制限酵素Hha Iで切断し、各断片3の3’末端の塩基配列4にポリA鎖を付加する。RXY(X、Y=A、C、G、またはT)の構造を持つ16種類の蛍光標識DNAプローブ6を用意する。全断片からなる試料DNAを含む溶液を、16個のフラクション15に分割し、各フラクションにそれぞれ異なるDNAプローブ6を加えて相補鎖合成する。DNAプローブはDNA断片にハイブリダイズするが、3’末端が完全に11のようにハイブリダイズしたDNAプローブ(*R-AA)だけが相補鎖伸長し、そのDNA断片と同じ長さの相補鎖13を得て、伸長した相補鎖の長さを蛍光式ゲル電気泳動装置を用いて知る【効果】 ゲル電気泳動パターンでは断片長が重ならず高い長さ分解能が得られ、種々の試料に適用可能である。
請求項(抜粋):
1) 制限酵素でDNAを切断する工程と、2) 前記工程1)で得たDNA断片の3’末端近傍の塩基の配列の違いをDNAプローブで識別し、該DNAプローブを相補鎖合成反応により伸長させて前記DNA断片をグループに区分する工程と、3) 前記グループに属する前記DNA断片の長さ、又は前記相補鎖合成反応により相補鎖伸長した前記DNAプローブの長さを計測する工程とを有し、前記DNA断片の3’末端近傍の塩基の配列の種類毎に得る前記計測された長さをフィンガープリントとして用いることを特徴とする核酸の分析方法又は検査方法。
IPC (8件):
C12Q 1/68 ,  C07H 21/04 ,  C12M 1/00 ,  C12N 15/09 ZNA ,  C12Q 1/44 ,  C12Q 1/48 ,  G01N 27/447 ,  G01N 33/50
FI (9件):
C12Q 1/68 A ,  C07H 21/04 B ,  C12M 1/00 A ,  C12Q 1/44 ,  C12Q 1/48 Z ,  G01N 33/50 P ,  C12N 15/00 ZNA A ,  G01N 27/26 315 A ,  G01N 27/26 325 E
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特表平6-510668
  • DNA解析法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-155534   出願人:株式会社日立製作所
  • DNA解析法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-189624   出願人:株式会社日立製作所
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