特許
J-GLOBAL ID:200903057579043641

廃プラスチック容器の減容処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-233722
公開番号(公開出願番号):特開平11-070525
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1999年03月16日
要約:
【要約】【課題】 容器内の残液の量を減じて悪臭や衛生上の問題を解消するほか、簡素な構造で装置の低廉化や処理効率の向上をはかる。【解決手段】 筐体31内に、孔明け・予備減容処理部40と本減容処理部50とをこの順に上下に配置し、処理部40では、受入ホッパ31a内に孔明け用ピン43付き予備減容ローラ41を配置し、そのローラ41の外周面と壁部31cとの間に下方へ向かい間隔の漸減する通路31Aを形成し、処理部50では、処理部40からの廃プラスチック容器25を挟み込む本減容ローラ51,53を回転可能にそなえ、これらのローラ51,53の外周面に、弾性材層を形成し且つこの弾性材層の外表面から僅かに突出する孔明け用ピンを設け、ローラ53を、付勢機構57により調節可能な回転力を付与される可動ブラケット54を介し、筐体31に揺動可能に支承し、ローラ51に接触押圧させるように構成する。
請求項(抜粋):
上方に開口する受入ホッパを上部に有する筐体内に、該受入ホッパに投入された廃プラスチック容器に対して孔明け処理および予備減容処理を行なう孔明け・予備減容処理部と、該孔明け・予備減容処理部によって処理を施された該廃プラスチック容器に対して本減容処理を行なう本減容処理部とがこの順に上下に配置され、該孔明け・予備減容処理部において、該受入ホッパ内に、孔明け用ピンを外周面に突設した予備減容ローラが回転可能に該受入ホッパの壁部に沿って配置されるとともに、該予備減容ローラの外周面と該受入ホッパの壁部との間に、該受入ホッパの上部開口から下方へ向かって間隔の漸減する予備減容処理用通路が形成され、該本減容処理部において、該予備減容処理用通路を通過して孔明け・予備減容処理を施され該孔明け・予備減容処理部から落下してきた該廃プラスチック容器を挟み込んで本減容処理を行なう一対の本減容ローラが回転可能にそなえられ、該一対の本減容ローラの外周面に、弾性材層が形成され且つ該弾性材層の外表面から先端を僅かに突出させた孔明け用ピンが設けられるとともに、一方の本減容ローラが、付勢機構により調節可能な回転力を付与される可動ブラケットを介して、該筐体に対し揺動可能に支承され、他方の本減容ローラに接触押圧されるように構成されていることを特徴とする、廃プラスチック容器の減容処理装置。
IPC (3件):
B29B 17/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  B30B 9/32 101
FI (3件):
B29B 17/00 ZAB ,  B30B 9/32 101 B ,  B09B 3/00 301 W

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