特許
J-GLOBAL ID:200903057581801804

廃水回収再利用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-350909
公開番号(公開出願番号):特開2000-167568
出願日: 1998年12月10日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】【課題】 多量に使用されている水を回収して、純水製造の原水や、冷却塔補給水等の雑用水として再利用できる廃水の回収再利用方法を提供する。【解決手段】 シリカを飽和溶解度に近い濃度まで含む廃水に薬品注入装置1 からNaOHを添加し、pHを9以上に調整する。pH調整した廃水を蒸留器2 に供給する。蒸留器2 は蒸気エジェクター式の3効用蒸発器である。蒸発器2 の蒸留水は処理水槽3 に貯えられ、その一部はボイラ4 へ送られ、ここで得られた蒸気が蒸発器2 の蒸気エジェクターに供給される。蒸発器2 における蒸気の凝縮は冷却塔5 から来る冷却水によって行われる。蒸発器2 の蒸留水は、導電率10μS/cm以下の高純度である。蒸発器2 の濃縮水は、既設の排水処理設備へ送られて他の廃水と混合された後、適切に処理され放流される。
請求項(抜粋):
シリカを多量に含む廃水を処理するに当たり、該廃水をアルカリ性に調整してシリカの溶解度を増し、蒸発器で処理し、蒸留水を回収再利用し、濃縮液を排水処理設備で処理する廃水回収再利用方法。
IPC (2件):
C02F 1/60 ,  C02F 1/58 CDJ
FI (2件):
C02F 1/60 ,  C02F 1/58 CDJ P
Fターム (11件):
4D038AA08 ,  4D038AB29 ,  4D038AB57 ,  4D038BA02 ,  4D038BA04 ,  4D038BB02 ,  4D038BB03 ,  4D038BB13 ,  4D038BB17 ,  4D038BB18 ,  4D038BB20
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭56-124482
  • 特開昭61-278390
  • 特開昭50-073443

前のページに戻る